8月に入った。
大好きなシギ・チドリの戻り渡り(繁殖地から越冬地への移動)を観察する時期が来た。
昨年は8月初旬から毎週のように通った三番瀬だが、今年は本日が初めての観察である。
聞くところによると今年はこの時期にしては種数ともに低調気味とのこと。
そんなの行って見ないと分からないでしょ!ということで鼻息荒く三番瀬へ。
到着時、干潟が広がっており、例年ならシギ・チドリがあちこちで食事をする姿を観察できるのだが、、、。
ざっと双眼鏡で見渡してもシギ・チドリが見当たらない。
正面遠くの水際でコアジサシの大群を発見。
水浴びをしている個体が多い。
南へ渡りの途中、三番瀬周辺に集結して休んでいる模様。
この日は滞在中、ざっと300羽のコアジサシを観察することができた。
一方、肝心のシギ・チドリだが、現地で会った鳥仲間の話ではミユビシギやメダイチドリを早朝に観察したそうだが、周囲に見当たらず。
昨年の今頃はトウネン、メダイチドリ、ミユビシギを干潟で簡単に観察することができたので寂しい限りだ。⇒2018.8.11三番瀬の様子
やっと干潟が引右奥にミヤコドリの群れを発見。
ミヤコドリの観察中、ほぼ繁殖羽のダイゼンが飛来してテンションが上がる。
体下面の黒がほぼ残っており、白黒のコントラストがハッキリしていてカッコいい。
しばらく観察した後、暑さと低調な状況から干潟から引き上げた。
まだ11時。
これからどうしようか?
数日前に上総一ノ宮でコシジロウズラシギが観察された話を聞いたが、もう飛び去っていないだろうと勝手に諦めていた。
しかし、本日も観察されたとの情報が入った。
具体的な観察場所も分からないが、同じ千葉県でしかも非常に観察機会が少ない珍鳥である。
トライする価値はある!
と言い聞かせて、鳥仲間3人で船橋駅から外房線に飛び乗った!
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
ウミネコ
カワウ
コアジサシ
アオサギ
ダイサギ
ミヤコドリ
ダイゼン
ハクセキレイ
計8種