先日の酒匂川探鳥でオオタカ幼鳥を観察しました。
夕方、4羽のカワアイサが目の前の河川敷の水際を泳いでいたので観察していたところ、突如、オオタカ幼鳥が飛んできて、そばの石の上に止まりました。
動画 飛び出し&着地の0.125倍スロー映像添付あり
オオタカ登場で主役から脇役?になってしまったカワアイサが右手から登場!
目の前のオオタカの存在を特には気にしていない様子。
遺伝子レベル?経験上?カワアイサはオオタカが自分らを襲わないことを知っているのでしょうか?
カワアイサは日本で観察されるカモ類の中では最大で全長58~68㎝、一方オオタカは雄47~52㎝でハシボソガラスぐらい、雌53~59㎝でハシブトガラスぐらいです。
カワアイサが自分よりオオタカが小さいと判断して見切ったのか、あるいはオオタカも同様に襲えないと判断して襲うオーラというか目つきをしていなかったのか?
ちなみにオオタカ幼鳥に狩られる鳥は、幼鳥か成鳥か関係ないとは思いますが、今まで見聞きした中ではオオバン、ハシボソガラス、コガモでした。
スロー映像で飛び立つ際に身をかがめているのは、飛び出すエネルギーを翼だけでなく脚力も利用しているのでしょう。
また着地姿勢は着地直前にはほぼ垂直に体を起こして、最後は速度を更に抑えるために羽ばたいたり、尾羽を広げて体を前に曲げています。
オオタカは着地した場所でねぐら入りかと思いましたが、カワアイサの観察中にどこかへ飛び去っていました。