コジュリン公園周辺はGWに来て以来だから1カ月半ぶりだ。
※参考までに前回の様子は2017.5.6利根川中流域①(⇦ここをクリック)
前回は少し早すぎたのかタイミングが悪かったのか、コジュリン、オオセッカ達と出会えなかった。
今回は観察できるだろうか?
今回は前回と異なり駐車場に駐車することができて、まずは一安心。
堤防に上がると公園内を見下ろせるバルコニーが設置されている。
コジュリン公園周辺はGWに来て以来だから1カ月半ぶりだ。
※参考までに前回の様子は2017.5.6利根川中流域①(⇦ここをクリック)
前回は少し早すぎたのかタイミングが悪かったのか、コジュリン、オオセッカ達と出会えなかった。
今回は観察できるだろうか?
今回は前回と異なり駐車場に駐車することができて、まずは一安心。
堤防に上がると公園内を見下ろせるバルコニーが設置されている。
以下の画像は2015.5.2に茨城県稲敷市浮島で撮影したコジュリンのさえずりです。
毎年GWに浮島で探鳥しています。観察窓からコジュリンのさえずる姿を観察できます。
関東周辺でのコジュリンの観察なら、コジュリン公園か浮島がおススメです。
ちなみに浮島ではオオセッカは年々少なくなっています。
昨年は奥にある観察小屋周辺で一回だけ、今年は確認できませんでした(短時間の探鳥だったので観察できなかっただけかもしれません)。
以下の動画は2017.6.24に千葉県の利根川流域にあるコジュリン公園で撮影したオオセッカの飛翔です。
印旛沼の近くに住んでいる鳥仲間のお誘いを受けて印旛沼で探鳥することになった。
前回訪問時は2016.7.16。
初めて探鳥する場所だったので、探鳥ポイントが分からずにずいぶん苦労した思い出がある。
鳥仲間に案内された場所は前回私達も探鳥した場所だった。
車外に出ると早速サンカノゴイの重低音の鳴き声が聞こえて来た。
鳥仲間の話によるとサンカノゴイの鳴き声はアシ原の奥の別々の場所から聞こえてくるとのこと。
2羽はこのアシ原に少なくともいることになる。
ただし、この時期とこの時間帯ではアシ原から姿を出すことはめったにないそうで鳴き声の鑑賞になりそうだ。
いつもの通り、オオヨシキリは元気にさえずっている。
この鳴き声を聴きながらオオヨシキリのメスがオスを選ぶ鳴き声の基準は何か?とふと考えてしまった。
音量なのか?回数なのか?抑揚なのか?単なる好みの問題か?
動画オオヨシキリのさえずり(⇦ここをクリック)
印旛沼の周囲のアシ原ではヨシゴイを普通に観察できる。
狭いアシ原でも数羽はいる感じだ。
特に目の前に広がるこのアシ原では数分置きにヨシゴイが右に左に目の前を飛翔していく。
凄い密度だ!
1996年頃、葛西臨海公園の淡水池でもこのぐらいのヨシゴイ密度があり、当時は興奮して観察したのを覚えている。
このヨシゴイ、たくさんいるのだが、姿を見ることは目の前を飛びながら通り過ぎる時ばかり。
じっくりスコープで観察したい。
ヨシゴイがアシなどに止まっている時は全身がほぼ褐色に見えるが、飛翔すると体の上面にかなりの範囲で黒い部分が現れる。
昔、初めて飛翔する姿を見た時に黒色に引っ張られて何の鳥か分からなかったことがあった。
この場を去るまでにサンカノゴイの鳴き声を何回も聴くことができた。
今回の鳴き声でも大きいと感じたが、もっと早い時期なら車内にいても鳴き声がハッキリ聞こえるそうだ。
帰り際、ここの名物、モモイロペリカンのカンタ君に挨拶に行く。
前回訪問時にはその存在すらも知らなかった!
漁船の上にくつろいでいる。じっとしていると置物みたいに見える。
ちなみにこのカンタ君、もともとは飼育個体で印旛沼には1994年から住み着いているそうだ。
サンカノゴイ
ヨシゴイ
オオヨシキリ
セッカ
ウグイス
カルガモ
バン
カワウ
スズメ
アオサギ
ムクドリ
計11種
以下の動画は2017.6.17の印旛沼で撮影したオオヨシキリのさえずりです。
「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケチケケチ」とアシ原で元気よくさえずります。
夜通し鳴くこともあるので近所の住民には同情してしまいます。
こんな騒がしいオオヨシキリも渡って来たばかりのGWの頃は、アシの上ではなく姿が見えない下の方で控えめ?に小声で鳴くようで、その声を2年連続で境川遊水地のセンター前のアシ原で聞いたことがあります。
同じ仲間のコヨシキリの声とは似て非なるものですね。
参考までにコヨシキリのさえずり(⇦ここをクリック)です。
画像もどうぞ。
眉斑がハッキリしているコヨシキリに対して、オオヨシキリは不明瞭です。
口の中の色が黄色のコヨシキリに対して、オオヨシキリはオレンジ色です。
以下の画像は2016.5.28に奥日光の戦場ヶ原で撮影したアカゲラの羽繕いと頭掻きです。
幹につかまりながら器用に左脚⇒右脚⇒左脚で頭部を掻いています。
直接に脚で頭部を掻いているのでアカゲラは直接法で頭掻きをしています。
それにしても頭が相当痒いんでしょうね!見ているこちらも痒くなってきそうです!
その後、羽繕いをしています。
頭掻きも羽繕いも縦向きの恰好では横向きよりも支えている脚への負担が大きいし、また作業しにくいのではないかと思っていました。
しかし、アカゲラにとっては横だの縦だのは関係なくメンテナンスをしたいからどんな位置でもやるだけなんでしょうね。
参考:2017.6.29掲載のアカゲラの羽繕い(⇦ここをクリック)では、アカゲラは横向きでの羽繕いを見ることができます。
以下の動画は2017.6.11に奥日光の湯川で撮影したミソサザイです。
尾を立てた状態で左右に振っています。
尾を上下に振るのはよく見かけますが、左右に振っている姿を初めて見ました。
原因はミソサザイが造成している巣の近くに私達がいたからです。
巣材のコケをくちばしにくわえていますね。
お邪魔しました!
以下の動画は2017.6.11に奥日光の湯川で撮影したカワガラスの泳ぎ&採餌行動です。
水陸両用としてスムーズに行動している印象です。
湯川ではカワガラスを1年中観察することができます。
参考動画①
探鳥記2017.6.11奥日光③の動画に登場するカワガラスの幼鳥の親はこの個体かも。
参考動画②
カワガラスの給餌の様子