以下の動画は2017.6.11に奥日光の戦場ヶ原で撮影したニュウナイスズメ雄の採餌行動です。
0:22 幼虫を捕食する。
0:24 幼虫を叩きつけて弱らせる。
ニュウナイスズメとスズメの簡単な識別は耳羽の黒斑があるかないかの違いです。
以下の動画は2017.6.11に奥日光の戦場ヶ原で撮影したニュウナイスズメ雄の採餌行動です。
0:22 幼虫を捕食する。
0:24 幼虫を叩きつけて弱らせる。
ニュウナイスズメとスズメの簡単な識別は耳羽の黒斑があるかないかの違いです。
光徳牧場から湯滝へ。
スタートしてすぐ売店の裏でミソサザイを発見。滝の音に負けないくらいの音量でさえずっている。
毎回この辺りでミソサザイを観察できている。
湯川のせせらぎを右手に聴きながらハイキングコースを進む。
川面を黒っぽい鳥が通り抜ける。カワガラスだ。
水面を泳いだり上陸したりと忙しくエサを探している。
同行者がコルリを発見!
コルリは声・色・形良しの大好きな鳥だ!
どうやら歩道沿いで採餌中の様子。
ホッピング(両脚をそろえて飛び跳ねて移動する⇔ウォーキング)する姿がこれまたかわいい。
コルリ観察の夢中になって気がつかなかったが、森の中はエゾハルゼミの声であふれている。
鳥の鳴き声が聞きづらい中、頭上のオオルリのさえずりを何とかキャッチする。
湯川流域は野鳥の種類も数も豊富な方ではあるが、この状況だと探鳥は目視中心となって苦労する。
泉門池(いずみやどいけ)に到着。
ここはハイキングコースの真ん中辺りの地点で休憩するには最適な場所。
周辺の景色を見ながら休憩しているとカワガラスの幼鳥を発見。
このカワガラス、まだ幼鳥だからか警戒心を感じずのんびりと休んでいる。
見ている分には心和むが、この調子だと天敵などに狙われないか心配ではある。
以下動画
泉門池を出発して樹林を通り抜けると広大な草原が広がる戦場ヶ原に出る。
視界が開けて心も高揚する。
例年この辺りはカッコウやモズが飛び回ったりしているのだが、今回はアオジが枝先でさえずっているだけ。
草原の木道を進むと男体山の雄姿が視界に入ってくる。
白いワタスゲが群生しており、この時期ならではの光景だ。
遠くではホオアカやノビタキのさえずっている。
木道の両脇にズミの白い花が咲き誇っているエリアを通る。
「チュン、チュン」とニュウナイスズメの鳴き声が聞こえて来た。
例年この辺りで目撃している。ニュウナイスズメの観察にはおススメの場所である。
11時半にようやく赤沼に到着した。
しばらく休憩して湯滝への復路スタート。
さきほどのニュウナイスズメポイントを通る。
相変わらず活発に行動している。湯川を挟んで対岸を行き来しているパターンのようだ。
草原ではホオアカやノビタキのさえずりを目にする。
ずっと奥に枝先にノビタキより大きいが止まっているのが目に入った。
なんだ?なんだ?とよく見るとビンズイだった。
私の経験上、夏にビンズイをよく目撃する環境は高地の林縁や林が多かったので、草原での目撃は意外だった。
動画
森には入ると会い変わらずエゾハルゼミの声が響き渡っている。
例年キクイタダキやカラ類を観察しているエリアでも探せない。
湯川沿いに入って新たな出会いを期待したが、オオルリ、コルリ、カワガラス、ミソサザイ結局会えず。
13時半にようやく湯滝に到着。
今回の探鳥ではエゾハルゼミの声がにぎやかで、それに野鳥の鳴き声や生活音が負けてしまい、探すのに苦労した。普段の探鳥でいかに音を頼りに野鳥を探しているのかを改めて分かった。
この時期の探鳥ではエゾハルゼミの鳴き声を考慮して探鳥計画を立てることが大事である。
帰り際、光徳牧場に立ち寄ってみたが、早朝とは違い、鳥の気配がなかった。
しかし、ほのぼのとした牧場の景色にホッコリさせてもらった。
ミソサザイ
カケス
キビタキ
マガモ
カワガラス
ヤブサメ
コルリ
ヒガラ
コガラ
コゲラ
シジュウカラ
オオルリ
アオジ
ホオアカ
ノビタキ
カッコウ
コサメビタキ
ニュウナイスズメ
ビンズイ
計19種
参考まで:過去の奥日光の記事です。
2016.10.13 奥日光(前半)
2016.10.13 奥日光(後半)
駐車場ではゴジュウカラのお出迎え。
昨年11月13日の奥日光探鳥の際にも駐車場に人懐っこいゴジュウカラがいた。今回も同一個体か。
森に入るとキツツキのドラミングの音が聞こえて来た。
何度もドラミングをするので音が発する方向と高さが徐々に分かり始める。こういう探索も野鳥観察の楽しさだ。
遂に立ち枯れた樹木の上部で幹を突いているオオアカゲラを発見!
松之山でもオオアカゲラが枯れ木をドラミングに使用していた。
ドラミングは縄張り宣言や求愛行動の1つだから生木より遠くまで響く枯れ木を選ぶのだろう。
オオアカゲラが森の奥へと去ってしばらくすると今度はアカゲラが飛んできて木を突き出した。
以下はアカゲラの採餌行動の動画です。
前回秋の来訪時には奥日光でアカゲラを観察できなかったので心配したが、ここでじっくり観察できて良かった。
この他、ここで初めてニュウナイスズメを観察した。
それでは、いよいよ戦場ヶ原に行くことにしよう。
例年赤沼からスタートして湯滝間を往復するが、今回は湯滝スタートして赤沼間を往復することに決めた。
湯滝に向かう。
続きは次回。
ゴジュウカラ
キビタキ
オオアカゲラ
ウグイス
キジバト
エナガ
アカゲラ
カッコウ
キセキレイ
メジロ
シジュウカラ
ニュウナイスズメ
計12種
今年はまだ夏鳥を見に奥日光に行っていない!
ちょっと時期が遅いかと迷っていたので、奥日光に住む知り合いに問い合わせたところ、なんとかなるとのことで今回も深夜に出発して奥日光に向かう。
戦場ヶ原の入口・赤沼駐車場に到着。
周囲から早速カッコウやホトトギスの鳴き声が聞こえる。
隣にある草原からはオオジシギの声のみならずディスプレイフライトの急降下時に出す音まで聞こえる。
真っ暗闇だがオオジシギが飛行しているのだ。
遠くからはノビタキの声も聞こえている。
ここで早朝のコーラスをどこで聴こうか検討する。
戦場ヶ原内はコーラスというほどには野鳥が鳴かないので、コマドリの声が良く聞けるという金精峠に向かうことにした。
見聞きした野鳥(観察順)
カッコウ
ホトトギス
オオジシギ
ノビタキ
計4種
赤沼から湯ノ湖の脇を通って金精峠に向かう。
空も明るくなり始めた。
途中の駐車場(標高1629m)で早朝のさえずりを聴くことにする。
最初に聞えてきたのはヤブサメだ。
いつもは「シシシシシシ」と控えめな鳴き声だが、今回は音も大きく抑揚がある。
近くでコルリが連続して鳴き始めた。
「チッチッチッチッチッ(前奏)、チンチュルルー」の1フレーズごとに鳴くことがほとんどだが、ここのコルリは休みなく連続して鳴き続けている。
最初、2個体が競い合っていると勘違いしてしまった。
また前奏部が通常より長いので、時間を計ってみると平均12秒。
この長いのには意味があるのか?単なる個体差なのか?
センダイムシクイ、ヒガラ、キビタキのさえずりも頻繁に聞こえるが、姿を見つけるのに苦労する。
コマドリの声が聞こえない。
声を聞けても良い標高だが、奥日光ではコマドリの生息地はもっと高いのか。
さえずりが一段落したので、この場を去ることにする。
峠へ向かう途中、湯ノ湖と男体山が綺麗に見える場所で下車。
「ヒンカララララン」右手の斜面からコマドリの声が聞こえた!
もちろん遠くて見えないのだが、5羽以上の声は確認した。
金精峠付近はコマドリの密度が高い話は本当だった。
時々「ヒーツーキー、ヒーツーキー」とエゾムシクイも声も聞こえる。
カメラマンのおかげで思わぬ光景と野鳥との出会いができた。
車は金精峠の下にあるトンネルを抜けて群馬県側の菅沼周辺に到着。
外気温は0度!と表示。まさかこの時期に0度を体験するとは、、、。
知り合いとの合流時間も考えてこの辺で赤沼に戻ることにする。
ちなみにここから金精峠までの登山道は日光でも評判の良い探鳥コースらしい。
日光白根山登山も興味があるので、この辺りを中心と探鳥をしたいものだ。
見聞きした野鳥(観察順)
ヤブサメ
センダイムシクイ
ヒガラ
コルリ
ウグイス
キビタキ
コマドリ
エゾムシクイ
イワツバメ
計9種
駐車場に到着するとカッコウのお出迎え。今回は声だけでなく姿も確認できた。
知り合いと合流して最近の奥日光の野鳥状況を聞く。
戦場ヶ原に行く予定だったが、オオアカゲラが見やすいとのことで光徳牧場へ向かうことにする。
見聞きした野鳥(観察順)
カッコウ
計1種
以下は2015.5.23に朝霧高原で撮影した動画です。
アカモズが喉を膨らませた時に地鳴きの「ジー、ジー」という音が聞こえます。
こちらも地鳴きが聞こえますが、音量を上げて聴いて下さい。
非常に聞こえにくいと思います。
周囲の様々な音が入っています。
ホトトギス、オオヨシキリ、キジ、ハシブトガラス、ウグイス、
プープープーという不明音、飛行機、シャッター音
途中でアカモズが画像から消えて戻ってきます。
フライングキャッチで虫を食べています。
食べた後にくちばしについた食べかすを枝にこすりつけて除いています。
以下の動画は2015.6.7に北富士演習場で撮影したカッコウです。
北富士演習場ではこの時期ノビタキとカッコウの托卵バトルをよく見聞きします。
ほかにもモズ、アオジ、オオヨシキリにも托卵している可能性はあります。
以下の動画は2014.6.21に北富士演習場で撮影したコヨシキリです。
私が野鳥に興味を持ち始めた1980年代後半頃の話です。
コヨシキリは「草原のジャズシンガー」というあだ名が
野鳥の会の中ではあったと記憶しています。
ジャズって何?の頃ですが、なぜか鮮明に覚えています。
ちなみにミソサザイは「森のジャズシンガー」という
あだ名がついていました。
画像もどうぞ。
この動画は2017.6.4に北富士演習場で撮影したノビタキ雄です。
草の上部でさえずる個体が多い中、この個体は目の前の電線に止まり時々さえずりをしていた。
今回アップしたのは、頭掻きを皆さんにお見せしたかったのです。
小鳥の頭掻きは通常は間接法で掻きます。
間接法とは翼を下げて翼越しに脚で頭を掻くやり方です。
今回はしかも左脚⇒右脚の順で両方を使っています。
よほど痒かったのでしょうか?
朝1番の洗顔みたいな感じなのでしょうか?
画像でもどうぞ。
参考:ヒガラの頭掻きはここをクリックしてください。