今回は前回のトウネンの群れの中にいたヨーロッパトウネンです。
午前中に谷津干潟で遠くにいるヨーロッパトウネンをスコープで10分近く観察し続けて、十分堪能したはずでした。
次回は間近で観察でしたいなぁと思っていた矢先、まさかの再会となりました。
じっとしているトウネンの繁殖羽をじっくり一個体づつ観察していくうちに、群れの中に何か異質の個体がいることに気が付きました。
中央にいるのがヨーロッパトウネン
どこが異質に見えたのか?
寸詰まりの胴体と喉辺りの白さの2点がパッと見の違いでした。
トウネンに比べて、寸詰まり、特に胴体の後ろ半分が圧縮されている、のように見えると言われますが、今回の個体が今までで一番寸詰まりのように見えました。
アイドロップ、涙の形、を横向きにしたような胴体という表現を聞いたことがありますが、この表現にも納得しました。
頭部拡大図 左がトウネン、右がヨーロッパトウネン
喉周辺の白さも目立ちました。
参考画像 前回登場した繁殖羽の赤褐色が薄いトウネン 薄くてもヨーロッパトウネンのような白さではありません。
ただし、トウネンの繁殖羽へ移行中の個体も初期段階は白いので注意が必要です。
頭掻き中のヨーロッパトウネン この姿勢ですと胴体が特に丸く見えます。
ほぼ正面からですが、喉の白さが目立ちます。
おやすみなさい、、、とはいかずに直後に飛び去ってしまいました!
動画
※途中ヨーロッパトウネンが座ってもいないのに座ったとミスリードしています!!