ここのところ、昨日もシギチ!今日もシギチ!!明日もシギチ?とシギチドリ特集が続いておりますので、久々に山野の鳥をお届けいたします!
以下は2016.5.21に富士山麓の西臼塚で撮影したメボソムシクイです。
メボソムシクイを富士山麓で観察する機会が多い場所は、須走口(約2000m)や吉田口(約2300m)の5合目付近です。
5合目付近は森林限界に近いため樹木がまばらだったり、低かったりするので観察しやすいのです。
メボソムシクイは亜高山帯で生息する野鳥との先入観を持っていたので、西臼塚(約1300m)で観察したと時はこんな低いところにもいるのか?と驚いた記憶があります。
㈶日本鳥類保護連盟の「鳥630図鑑」によると、富士山北側のメボソムシクイの垂直分布は約1300~2500mとあります。
西臼塚は富士山南側で北側ではないですが、同じ富士山麓とした場合に垂直分布の最低地点ぐらいの位置なので、メボソムシクイが生息していることに納得できました。
動画
途中で首を伸ばして虫を捕まえます。
飛びつくという感じではなく、さり気なく捕まえているように見えて上手いですね。
映像の最後の最後で駆け込み?ワンコーラスをして終わりです。
おまけとして0.125倍の速度で捕捉シーンを再現します。