今回は全回のオオジシギのそばで観察したマキノセンニュウです。
①マキノセンニュウの全長は12㎝で、似たような生息環境にいるノビタキ、オオジュリンなどと比べても小さいです。
②体色が上面は淡茶褐色で下面は白く、目立たないです。
③センニュウ=潜入の名前が付いているように見やすい場所になかなか出てきません。
④鳴き声はシマセンニュウやエゾセンニュウのような存在感ある音色と大きさではなく、小さな単調な音色で虫の鳴き声のような連続音です。
⑤地元のバーダーの話によると個体数が以前より減っているとのこと等から、マキノセンニュウは気合を入れて探すぞ!という類の野鳥と思います。
チリリリリという連続音で1分以上続くことも珍しくないです。
事前にマキノセンニュウの声を予習していないと、虫の声と勘違いする可能性は高いです。
虫の声といえばヤブサメの声も虫に似ていますね。