2017.11.12に茨城県の波崎港そばでチョウゲンボウの停空飛翔と空中停止を観察しました。
停空飛翔(ホバリング)とは、チョウゲンボウやカワセミが獲物を捕まえるタイミングを計る時に羽ばたきながら空中の一点でとどまることです。
※逆光で黒い飛行物体となっていますが、飛び方を把握しておくとフィールドで役立つと思います。
停空飛翔というと、継続して翼を一生懸命に動かしているイメージがあります。
が、動画内では向かい風を上手に利用して時々両翼をヒラヒラと動かす飛翔だけで継続して羽ばたいていません。
更には羽ばたかずに空中の一点でとどまっている状態も長時間行っています。
以前に2回ほどノスリが同じような動きをしているのを観察したことがあります。
ちなみにヒラヒラの動きはチョウゲンボウの飛行では頻繁に見られますので、フィールドで遠くの未確認飛行物体がヒラヒラと翼を動かしていればチョウゲンボウではないかとまずは推定しています。
参考動画
以前掲載したチョウゲンボウの飛翔です。