まだまだ続くサルハマシギ。
今回は4年前に谷津干潟で初めて観察した時の個体です。
この時期は赤褐色の繁殖羽のサルハマシギが観察できると思っていたので、見つけるのに苦労しました。
初めて見た印象は、くちばしが細長いことと周囲にいたメダイチドリやハマシギに比べて機敏な動きをしていたことです。
このサルハマシギ、赤褐色の繁殖羽は現れていませんが、肩羽に点々と黒い軸斑の繁殖羽が生え始めています。
ですから冬羽から繁殖羽の夏羽へ移行中の個体です。
それにしても4月後半にしては冬羽のように赤褐色がなく、珍しい個体と当時も今も思っていました。
今回の掲載にあたり、書籍やネットで調べたところ、ネット上このような個体がたった数日後に赤褐色の繁殖羽へ激変?したケースがありました。
この個体は数日は谷津干潟にいましたが赤褐色へ移行した話は聞いていません。
おそらく次の休憩地あるいは繁殖地では赤褐色の姿が見られたのでしょう。
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