今回は前回のオジロトウネンのそばにいたコチドリを掲載します。
コチドリは関東では夏鳥ですから11月になってもまだいるの?というのが観察当時の感想でした。
コチドリの体上面の幼羽は当初サブターミナルバンドの模様ですが、だんだん摩耗してサブターミナルバンドの模様が消えて行きます。
この個体にもサブターミナルバンドの模様は見当たりませんでした。
頭部の、成鳥では白い部分がこの個体では薄い褐色であることから成鳥ではないと判断しました。
肩羽は綺麗な新羽ですが、雨覆は幼羽が摩耗した状態に見えます。
一番上の画像から引いて見ると、羽根の様子の違いが分かると思います。
観察時期や頭部・羽根の様子から、コチドリの第1回冬羽と考えています。
参考画像
イカルチドリの第1回冬羽と思われ、コチドリと似ているので敢えて掲載しました。
時期が約2か月後の1月なのでかなり雨覆が摩耗しています。