新横浜公園での探鳥中に、2羽のハシボソガラスにからまれているオオタカ幼鳥を観察しました。
今回も猛禽使いことYさんの目撃コールで現場に緊張感が走り、一同上空を見上げた!
この周辺ではこれから冬にかけてノスリ、チョウゲンボウ、オオタカ、ハイタカが観察されることが多い。
この猛禽は何だ?
カラスとほぼ同じ大きさ、翼の形、胴体の下面に広がる縦斑、褐色の体色からオオタカ幼鳥と判断しました。
たいていの猛禽類はカラスにからまれるのを嫌がり遠くへ飛び去ってしまうことが多いのですが、このオオタカは若いのに度胸があるのかマイペースなのか2羽のカラスの攻撃をさらりとかわしては上空を2分弱は旋回していた。
動画にはありませんが、終盤はカラスを攻撃する場面も見られました。
以下の動画の後半には3つのスロー動画を入れています。
動画を見ると幼鳥の方が成鳥より翼の風切羽の白黒の斑(鷹斑)が明白に見えます。
カラスはハシボソガラスと判明してオオタカとほぼ同じ大きさです。オオタカ成鳥雄はハシボソガラスと、オオタカ成鳥雌はハシブトガラスとほぼ同じ大きさであるという見解に従えば、このオオタカ幼鳥は雄の可能性が高くなります。
この際、オオタカの飛翔形や羽ばたき尾の使い方などの飛び方もご確認下さい。