今回(2017.4.29)の谷津干潟での探鳥中にオオソリハシシギの雄と雌を近くでじっくり観察しました。
以下はその画像(ピンボケていますがご勘弁を)です。
中央左がオオソリハシシギ雌、右が雄です。
この時期の雄は頭・首・胸・腹が橙色の繫殖羽になり、雄と雌の区別は簡単です。
ですからあまり注目されませんが、雌の方が雄よりも大きい体と長いくちばしを持つので、この点も是非とも観察をお願いします。
この点を意識していれば、秋の渡りなど非繁殖羽の状態での観察時にきっと役立つはずです。
日本で観察されるシギチドリでは、ほとんど雄雌の大きさは同じです。
違いがハッキリと分かるのはエリマキシギ(雄の方が雌より大きい)とオオソリハシシギ(雌の方が雄より大きい)です。
なぜ、雄と雌とで大きさが異なるのか?
これからの課題として勉強します!