夏鳥シーズンの早戸川林道の様子が知りたくなった!
前日に雨が降ったので、ヒルに気を付けながらの探鳥となった。
本日は駐車場〜金沢橋〜早戸川橋を往復するコース。
全面アスファルトで真ん中を歩けばヒルは回避できるだろう。
駐車場に着くと早速「ヒリリ、ヒリリ」というサンショウクイの鳴き声が聞こえて、テンション急上昇。
スタートして直ぐの樹上で姿を確認できた。
サンショウクイ 鳴きながら飛び回る姿を見ることが多いので、久々にじっくり観察できた。
そばではホオジロやカラ類がにぎやかだ。
森の奥からはキビタキ、サンコウチョウ、センダイムシクイ、オオルリの声が響き、早くも役者が揃った。
サンコウチョウは探鳥中に少なくとも5箇所から声が聞こえて来た。
前回3月に探鳥した際はヤマセミを観察したので、今回は湖面が見えれば注意深く探索したが、結局見つからず。
今回は特にオオルリ雄の幼鳥、若鳥、成鳥を観察できて、違いを楽しめた。
猛禽類はミサゴ、ノスリ、トビで、残念ながらクマタカは観察できず。
また今回は幼鳥を各地で観察することができた。
姿を見ることが難しくなる時期ではあるが、その分、美声を聴いたり、声を聞き分ける楽しみを味わえることができる早戸川林道であった。
見聞きした野鳥(観察順)
サンショウクイ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、キビタキ、サンコウチョウ、ウグイス、コゲラ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、センダイムシクイ、オオルリ、エナガ、ノスリ、トビ、カワウ、カケス、ホトトギス、ヤブサメ、アオゲラ、ジュウイチ、ヒガラ、ヤマガラ、ミソサザイ、イカル、キジバト、カワラヒワ、イワツバメ、ハシブトガラス、キセキレイ、ミサゴ、アオサギ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ツバメ 計36種