今季、初めての森戸川。
鳥仲間によると、夏鳥のサンコウチョウは例年より早くの到着だが、例年と異なり、樹上や森の奥の方から声はすれども姿は見えず状態が続いているという。
入口付近の山からはホトトギス、ゲートそばの森からはサンコウチョウの声が聞こえて、幸先良いスタートとなった。
オオルリはだいたい例年通りの位置で鳴いており、時々高い枝先で鳴く姿を観察できた。
が、問題のサンコウチョウは話通りの出の悪さで、時々森の奥から声が聞こえるだけで間近に来ることはなかった。
キビタキは一回だけ声がしただけで、センダイムシクイやヤブサメは声も聞こえず。
折り返しの終点でしばし良い展開を期待したが、状況は変わらず。
落胆気味の復路の途中、オオルリ雌を発見!
本日はオオルリとの相性は良い。
このままサンコウチョウを見ずに終わるのか?復路の終盤、入り口の川の対岸の森からサンコウチョウの声が!
食い入るように森を探すと、長い尾の雄をキャッチ!
最後の最後での登場に、ずいぶんと引っ張ってくれたなぁ~と翻弄された喜びが湧いて来た。
また、ここでは川面で水浴びをするオオルリ雄も観察できた。
上から目線のオオルリ観察は久々、水浴びにより、いつもよりキラキラした姿を堪能。
最後にご褒美をいただいて、本日も気持ちよく終了。
見聞きした野鳥(観察順)
ホトトギス、ツバメ、ハシブトガラス、サンコウチョウ、ヤマガラ、オオルリ、エナガ、キビタキ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ホオジロ。シジュウカラ、メジロ 計13種