天候不良により2週続けて三宅島航路での海鳥観察が延期となった。
そこで、海鳥への荒ぶる気持ちを満たすため、強い南風が吹く荒ぶる城ヶ島へ。
強い南風に流されて、大島沖のアホウドリやコアホウドリがこちらに飛来するのを観察するのが今回の狙い。
眼の前の広がる海原は強風で白波が立ち、いかにも雨が降りそうな空模様。
肉眼ではいないように見えるが、双眼鏡で覗くとオオミズナギドリが点在して飛翔しているのが分かる。
目的のアホウドリ類は大きさがオオミズナギドリに比べて2倍くらいなので、飛翔していれば分かるはずだが、結局見つからなかった。
そばにいたご夫婦によると、遠くで飛翔するクロアシアホウドリを観察されたとのこと。
嬉しかったのはカンムリウミスズメ1羽とトウゾクカモメ3羽を観察できたこと。
ミズナギドリ類はオオミズナギドリのみであった。
13時くらいまでは天気は持つとの予報だったが、途中からは強い雨にも降られ、荒ぶる気持ちは萎え萎えとなり、素直に撤退したのであった。
見聞きした野鳥(観察順)
ウグイス、オオミズナギドリ、ウミネコ、カワウ、ヒメウ、カンムリウミスズメ、トウゾクカモメ、クロサギ、スズメ 計9種