本日はベイサイドマリナーナへ。
前回(⇒2021.3.6探鳥記)観察したキョウジョシギの換羽状況を確認するのが目的である。
到着して、まずは湾内を探索開始。
直ぐに異変に気が付いた。
キラキラした水面が横長に伸びている。
急いで双眼鏡でチェックすると、なんとスズガモの大群であった。
キラキラの原因は太陽光線を受けた雄の白い体色であった。
このカモシーズン、ここでのスズガモの越冬個体数の減少を嘆いただけに思う光景に驚くばかりであった。
その数、約3000羽!
1月の横浜ガンカモ調査では2大越冬地の金沢臨海部や山下公園周辺部を合わせても691羽だったので、明らかに周辺での越冬組だけではないことは明らかである。
また少なくとも3月6日には八景島や野島周辺の海面にはスズガモの群れは確認できなかったので、この大群は越冬組ではなく、北への移動途中で立ち寄ったと思われる。
スズガモの大群 やはり数が多いのは見ていて壮観で気持ち良い!
次は目的のキョウジョシギを探しに休憩場所のテトラポットへ。
簡単に観察できると思っていたが、入念に探索するも見つからず。
周辺で採食しているのか?それとも繁殖地へ移動したか?
湾内奥の防波堤上ではヒメウを含むウ達やカモメ達が休憩中。
本日は何と同時に3羽のミサゴを確認できた。
本日はキョウジョシギは残念であったが、思わぬスズガモの大群との遭遇に感謝して、気持ち良くお開きとした。
見聞きした野鳥(観察順)
スズガモ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、カルガモ、ウミネコ、ユリカモメ、セグロカモメ、ヒメウ、ウミウ、カワウ、ハシボソガラス 計11種