九十九里浜シギ・チドリ探鳥、次の舞台は上総一ノ宮。
昨年コシジロウズラシギを観察して以来の探鳥である。
片貝漁港から有料道路で南下して河口そばのサービスエリアに到着。
防波堤から河口を見ると、眼下の波打ち際に3羽のミユビシギが採食行動中。
上から目線での観察が新鮮で、しばし堪能。
ミユビシギの他には、そばで1羽たたずむダイゼン、渡りの疲れなのか元気がない様子で気になる。
奥の上流に見える岸辺には10話前後のメダイチドリの群れとキアシシギ。
この岸辺が探鳥予定地なので、先行き良好に感じたのだが、、、結果的にこの時が観察のピークであった。
岸辺に到着して14時過ぎの干潮に向けて干潟が広がって行くかと思いきや、シギ・チドリも干潟も動きがほぼない。
そこで対岸に見える海岸沿いの自然堤防沿いに移動。
昨年の潮が満ちている状態で探鳥した際にメダイチドリ、オオメダイチドリ、ダイゼン、ミユビシギが数十羽の群れで休憩していたのだ。
残念ながら昨年の現場にはいなかったが、同行メンバーが突端付近でミユビシギの群れを観察。
海上では越夏中のクロガモの群れを発見。
越夏中のクロガモ達 ケガをしてそのまま日本に残っている様子には見えない
干潮の時間が近づいて来たので、再び岸辺に戻って最後のチャンスにかけたが、動きなし。
この辺が潮時と見切りをつけて九十九里浜ツアーをお開きとした。
見聞きした野鳥(観察順)
ミユビシギ、ダイゼン、メダイチドリ、キアシシギ、イソシギ、トビ、スズメ、ハクセキレイ、カルガモ、ササゴイ、ホオジロ、アオサギ 計12種