5月22日以来の平潟湾での探鳥。
目的は繁殖地から越冬地へ向かう戻り渡りのシギ・チドリである。
ここ平潟湾では例年7月の前半にキアシシギが戻り渡りの先陣として飛来し、9月くらいまで休息する姿を観察できる。
ちなみに2018年は7月8日に戻り渡りのキアシシギを1羽観察している。
今年はすでにキアシシギ飛来の情報があるので、自分の目で早く確かめたいところ。
到着時、干潟はまだ残っており、2018年に観察したローソン前から野島水路の八景島方面の辺りを探索。
ざっと見渡したところ、姿が見えない。
すでに南方へ飛び去ってしまったか?
再度丁寧に観察したところ、巨大な流木のそばにいる1羽を無事発見!
2か月ぶりの再会となった。
春は綺麗だった繁殖羽も戻り渡りの後半になると摩耗したり擦り切れている。
しばらく羽根の状態を見ながら、繁殖地の様子や長旅の苦労を考えていると、野島水路の対岸上空に3羽のコアジサシが登場。
フワフワ飛びながら、水面の様子を探っていた。
遠くても黄色のくちばしが目立っていた。
本日はシギ・チドリの戻り渡りを自分の目で確かめることができて良かった。
いよいよ大好きなシギ・チドリ観察の開幕である。
見聞きした野鳥(観察順)
カワウ、キアシシギ、トビ、コアジサシ3、ハシボソガラス 計5種