ベイサイドマリーナから平潟湾へ。
先程の状況から平潟湾のシギ・チドリ達も少ないのだろうか。
前回(⇒前回2020.5.10探鳥記)はチュウシャクシギなど5種を観察して満足する探鳥であったが、今回はどうか。
到着時、ほぼ干潮状態で潮干狩りの人があちこちにいた。
ゴカイの好きなハマシギやメダイチドリが集まるポイントは干潮にもかかわらず、彼らの姿はなし。
繁殖地へ移動したのだろう。
例年この時期ならキアシシギはまだ滞在しているはず。
ようやく3羽のキアシシギを発見した。
11時近くになって、手前の岸辺にキョウジョシギの小群が飛来した。
茶・黒・白の3色でこの時期なら艶やかな茶色の羽模様で目立つはずなのだが、相変わらず見つけにくいシギである。
拡大画像
3羽のキョウジョシギ 左から雌・雌・雄
盛んにくちばしで石や貝殻をひっくり返す独特の採食行動をしていた。
シギ・チドリは前回より種数ともに減少したが、長居やこのまま滞在して繁殖地に行かないのも問題である。
無事に彼らが繁殖地に到着するのを願うのみである。
見聞きした野鳥(観察順)
キアシシギ6、アオサギ、カワウ、ムクドリ、スズメ、カワラヒワ、トビ、ヒメウ、キョウジョシギ7羽 計9種