到着時、自称横長池ではセッカやオオヨシキリなど夏ここで繁殖する小鳥達の鳴き声がしていた。
目の前の対岸のアシ原からセッカの「チャッ、チャッ、チャッ、、、」という声がしたので、姿を見ようと探索するも見つからず。
体も小さいし、奥で隠れて鳴いているのかな?となかば探索を諦めかけていると、土手の約10mくらい上空を鳴きながら飛翔する姿を発見!
セッカの典型的なさえずり飛翔は、「ヒッ、ヒッ、ヒッ、、、」と鳴きながら上昇して、「チャッ、チャッ、チャッ、、、」と降下するパターン(以下の左の図)。
今回はヒバリのように上下移動しながら右から左に20mくらい移動して着地するパターン(以下の右の図)。
このような飛翔は初めて観察したのだが、縄張り宣言なのか?雌へのアピールなのか?そもそもさえずり飛翔なのか?
一方、オオヨシキリはというとアシ原の奥にいる姿をチラッと見ただけ。
その鳴き声は最盛期の音量には程遠く、試運転状態のどこか控え目な感じ。
園内には少なくとも2個体を確認した。
水鳥に目を向けると、留鳥のカルガモ以外にカモの姿はなく、オオバンも数羽が残るのみ、カイツブリは鮮やかな繁殖羽となっていた。
見聞きした野鳥(観察順)
ツバメ、カルガモ、ムクドリ、カワラヒワ、セッカ、アオサギ、ハシボソガラス、カワセミ、オオヨシキリ、スズメ、キジバト、オオバン、バン、カイツブリ 計15種