本日はいつもより早くの探鳥開始。
いっしんどう広場から氷取沢にかけてゆっくり探鳥した。
氷取沢ではセンダイムシクイ、オオルリ、ウグイスの声が響き渡り、良い雰囲気。
新緑の森は日増しに緑が増えて、鳥たちを探すのにも苦労するが、鳴き声鑑賞だけでも楽しい場所である。
昨年ここで聞いたコマドリやコルリの声はしなかったが、遠くからサンショウクイの声が聞けたので満足であった。
再び尾根に上がるとヤブサメの声が近くから聞こえている。
観察のチャンスとしばらく探索していると樹上でさえずるヤブサメを発見!!
急いで撮影開始。※ピンボケですがアップしちゃいます!
白い眉斑でキリッとした顔付きに見えるのが更に可愛いさを増しています!
ヤブサメは円海山では数が多い夏鳥と言えるが、
①虫のような鳴き声でしかも音量が小さい
②体長が10.5㎝と国内の屈指の小さな鳥
③生息場所は名前の通りヤブを好むので見つけにくい
のでチラッと見ることがほとんどで、声はすれども見るのが難しい鳥だ!
ヤブサメの観察後、尾根を進むといっしんどう広場周辺からエゾムシクイの声が!
森の奥から聞こえるので姿を探すのは諦めたが、久々に聴くトライアングルボイスの金属音の声をしばし堪能した。
※参考まで昨年4月21日に円海山で録音した声です。
エゾムシクイとは反対側からはキビタキの声が聞こえている。
今季いまだにキビタキの姿を見ていないので、しつこく探索して何とか探し出すことに成功!
ここで本日はお開きとなった。
見聞きした野鳥(観察順)
ウグイス、ハシボソガラス、センダイムシクイ、カワセミ、シジュウカラ、オオルリ、ヤマガラ、カルガモ、アオゲラ、サンショウクイ、ハシブトガラス、エナガ、メジロ、コゲラ、ヤブサメ、エゾムシクイ、キビタキ 計17種