本日も夏鳥を観察しに円海山へ。
瀬上池まではウグイスの声があちこちから聞こえていた。
瀬上池では本日はカルガモ雄のみ。
池の周辺は午前探鳥よりも鳥の気配は明らかに少ない。
センダイムシクイやオオルリも見聞きできない。
前回ヤブサメを氷取沢周辺で初認したので、瀬上池でも期待したのだが気配なし。
氷取沢ではヤブサメの声もせず。
前回のヤブサメは通過個体だったのか?それともタイミングの問題か?
再び瀬上池へ。
カルガモ雄が今まで聞いたことがないくらい控えめな鳴き声を何度も繰り返していた。
雌を呼んでいるのか?物寂しい雰囲気を作っていた。
私も停滞気味の探鳥に疲れが出て、しばらくカルガモに見入っていると、突然カワセミの鋭い連続音の鳴き声が池に響いた。
こちらは雄雌ともに仲良く順調のようだ。
帰り際、新緑の美しさを眺めながら歩いていると、上空を黒っぽい小鳥が通過した。
急いで双眼鏡で見ると何とオオルリ雄であった!
オオルリは枝に止まったので、急いでカメラを構えたが撮影する前に森の中へ。
オオルリの飛び方がいつもよりスピードが遅くふらつき気味に見えた。
おそらく南国からの長い渡りを終えて到着したばかりなのだろう。
渡りの大変さを実感して、日本での無事の繁殖を祈るばかりだ。
本日は最後の最後でオオルリを初認することができて良かった。
見聞きした野鳥(観察順)
ウグイス、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、メジロ、ヒヨドリ、アオゲラ、キジバト、カワラヒワ、ヤマガラ、アオジ、カルガモ、オオルリ、ハシボソガラス 計14種