探鳥記 2020.11.23 稲敷 8:00~17:00 晴

そろそろ稲敷に冬の常連さんが出揃う頃。

三連休の最終日、大好きなフィールドで暴れ回りたい!

まずは本新から。

蓮田の収穫が進み、シギチドリが観察しやすい場所が増えたきた。

タカブシギは秋口からずっと個体数が多い状態で、ようやくタシギが目立ち始めた。

常連の越冬コチドリオオハシシギとは会えず。


チョウゲンボウ雄 


ホシムクドリ 稲敷での越冬はすっかり定着した感がある


タゲリ 飛行中は翼の先端部の丸みが識別に有効

浮島では収穫後の蓮田にオジロトウネンクサシギなどを観察。

オジロトウネンは毎年簡単に観察できていたが、今回は探すのに苦労した。

西ノ洲では蓮田が干上がっており、シギチドリを観察できず。

江戸崎では毎年ここで集団越冬するオオヒシクイの様子を見に行くも、観察できず。

16羽がすでに飛来しているが、午前中に鹿島灘の方へ飛び去ったそうだ。

そばの水辺でカモが多数集結していたので観察した。

再び浮島へ。

本日観察していないシギチドリを中心に探索。

途中で出会ったバーダーから周辺にツクシガモがいる情報を教えてもらい、無事観察することができた。

先日、観察されていたことは知っていたが、すでに飛び去ってしまったと勝手に思い込んでいた。


ツクシガモ  主に九州で越冬するカモなので、稲敷での観察は不思議な気持ちであった


クサシギ 

再び本新へ。

ここでも本日観察していないシギ・チドリを中心に探索。

タシギの群れの中にエリマキシギ雌がいて、驚いた!


エリマキシギ

カントリーロードを走行中、蓮田にいる大きいシギを発見!

アオアシシギかと思いきや、近づいて見ると4羽のセイタカシギだった。


セイタカシギ幼鳥

最後はいつもように浮島湿原で猛禽類のねぐら入りを観察。

人気のあるハイイロチュウヒ雄は登場しなかったが、雌が近くを飛んでくれて、その姿と飛翔をじっくり堪能した。

ここでの楽しみは湿原を縦横無尽に高速で飛び回るコチョウゲンボウを観察すること。

今回も2羽で登場して、その飛翔を堪能した。


ハイイロチュウヒ雌 翼下面の鷹斑の方が目立つ


コチョウゲンボウ

見聞きした野鳥(観察順)

モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、アオサギ、トビ、タゲリ、チョウゲンボウ、ツグミ、キセキレイ、タヒバリ、スズメ、キジバト、セグロセキレイ、コサギ、ハクセキレイ、タカブシギ、ウグイス、ジョウビタキ、アカハラ、カワセミ、ホシムクドリ、クサシギ、ホシハジロ、コガモ、オナガガモ、カンムリカイツブリ、ホオジロ、オオバン、オジロトウネン、ノスリ、ヒバリ、チュウヒ、アオジ、マガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシボソガラス、オカヨシガモ、セグロカモメ、ヨシガモ、ハシブトガラス、コチョウゲンボウ、イソシギ、ツクシガモ、エリマキシギ、セイタカシギ、ハイイロチュウヒ、ベニマシコ、ミサゴ 計54種

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