三番瀬から稲敷へ。
3週間ぶりの稲敷、随分と間を空けてしまった!
この期間、ウズラシギやオグロシギの群れが観察されていた模様。
秋の渡りも終盤、そろそろ越冬組も観察される頃である。
まずは本新地区のヨーロッパトウネンが観察された噂のポイントへ。
残念ながら見当たらず、ここではタカブシギ、コチドリを観察。
浮島地区ではアオアシシギとコアシシギ、トウネンとハマシギ、クサシギとタカブシギの2ショット、そして2羽のツルシギを観察。
西の洲地区ではコアオアシギとセイタカシギの2ショット、オオハシシギ幼鳥、そしてまたもや2羽のツルシギ。
先ほどの2羽のツルシギが飛来したと思ったが、別個体とのこと。
ここでは地味にオオハシシギの幼鳥を観察できて良かった。
有名ポイントを一通り巡礼したが、まだオジロトウネンを見ていない。
秋冬の稲敷でオジロトウネンを見ずに帰るのはスッキリしないので、再び浮島地区で探索。
無事に小群を観察してホッと一息した。
更に先ほどのポイントに戻ると、今度はエリマキシギ雄が加わっていて本日一番の盛り上がりとなった。
その後、見れそうで見ていないタシギを求めて、本新地区を巡回し、最後は浮島湿原へ。
猛禽類のねぐら入りにはまだ早い時期と思っていたが、バーダー達が待機中。
すでにチュウヒが湿原中央の樹木にいて、こちらを見ている。
霞ヶ浦沿いの樹木の並びに猛禽類の姿はないが、背景の水面にマガモの群れが見えた。
狩りの情報交換でもしているのか?寄り添うオオタカ この後、2羽とも別々に飛び去って行った。
あっという間に夕暮れとなり、あちこちからチュウヒが集まり、上空を旋回しては1羽1羽草原の中に見えなくなった。
ハイイロチュウヒは確認できなかったが、草原を低空で疾走するコチョウゲンボウを目撃!
あのスピード感は痺れます。
いつの間にものように草原を縦横無尽に駆け回った後、右手に飛び去って行った。
草原からはクイナやヒクイナの声が時々聞こえていたが、去り際の最後の最後にオオセッカの「ジュクジュクジュクジュク」という1フレーズが聞こえて、気持ち良く終了となった。
見聞きした野鳥(観察順)
モズ、ハシブトガラス、トビ、アオサギ、チュウサギ、タカブシギ、イソシギ、コチドリ、スズメ、セグロセキレイ、ヒバリ、ダイサギ、ハクセキレイ、コサギ、キジバト、オオバン、カルガモ、ツルシギ、アオアシシギ、コアオアシシギ、ハマシギ、トウネン、クサシギ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、ヒヨドリ、ミサゴ、チュウヒ、カワウ、バン、ヨシガモ、カイツブリ、オオハシシギ、セイタカシギ、オジロトウネン、カワラヒワ、エリマキシギ、キンクロハジロ、チョウゲンボウ、マガモ、オオタカ、コチョウゲンボウ、ヒクイナ、クイナ、オオセッカ 計46種 目撃談 ショウドウツバメ