探鳥記 2020.10.18 東京港野鳥公園 9:10〜15:30 曇り

本日はバードウォッチング専門店Hobby`sWorld主催の観察会を東京港野鳥公園で実施した。

集合場所の上空をヒメアマツバメが舞う中、スタート。

まずは渡り途中の小鳥とカモを求めて西淡水池へ。

 

例年この時期にコサメビタキエゾビタキを観察しているが、本日はタイミングが悪いのか気配がない。

森ではヤマガラシジュウカラコゲラモズらを見聞きしたり、3号観察舎ではマガモカルガモコガモなどを観察。

ここでの盛り上がりは意外と姿を見る機会がないカケスを観察できたこと。

残念ながら写真に撮れず、、、。


モズ雌 園内各地で秋の名物モズの高鳴きが聞こえていた

次に東淡水池へ。

北から到着して間もないカモ達が50羽以上はいただろうか。

ほとんどのカモがお休みモード。

ハシビロガモヒドリガモハシビロガモコガモホシハジロ、そして換羽中のアメリカヒドリっぽいカモがいた。※アメリカヒドリヒドリガモとの交雑個体が多いので、判断が難しい場合があります。今回は換羽中であること、くちばし模様や脇羽など識別ポイントが見えなかったこと、ただ、見える範囲では交雑種と否定するポイントもなかったことから暫定記録としました。このまま越冬して繁殖羽の姿を確かめたいところ!


東淡水池では様々な装いのカモ達が集結 

ここでカモ以上に盛り上がった?のは、奥の樹林帯に何度も登場したのヒタキ類の観察だろう。

特定の2本の枯れ木に数分おきにエゾビタキコサメビタキサメビタキが登場!

距離は遠いが特徴がハッキリと分かる観察しやすい状況であった。


拡大図

ヒタキの成る木?に止まるエゾビタキ 

また、ここではノスリが上空を舞ってくれ、嬉しい今季の初認となった。

次はセンターに移動して、日本一快適?な室内からの目の前の汐入の池を観察。

ここでは本日初登場のオナガガモキンクロハジロの群れや主に観察した。

潮が満ちてきており、シギ・チドリ観察には厳しい状況、、、。

イソシギは観察できたが、期待していたソリハシシギアオアシシギなどには会えず。

ここで観察会はいったん終了した。

本日は渡って来たばかりのカモ類、渡り途中のヒタキ類など多種多様な鳥を観察できた。

特に渡り途中のヒタキ類はそろそろ観察時期の終盤なので、間に合って良かった。

観察会終了後、参加者の皆さんと第2幕!アフター観察会を実施!

スズガモタシギエナガヨシガモを新たに観察できた。


イソシギ幼鳥


政府専用機 観察機会が非常に少ないそうで、ある意味こちらも珍鳥


換羽中のコガモ雄 群れの中で頭部が雄の繁殖羽になっていたのはこの個体だけだった


タシギ 3羽を確認した 

参加者の皆様、本日は観察会にご参加いただきまして、有難うございました!

 

見聞きした野鳥(観察順)

ヒメアマツバメ、ヒヨドリ、ヤマガラ、ハクセキレイ、シジュウカラ、コゲラ、マガモ、カルガモ、コガモ、ダイサギ、バン、オオバン、カケス、キセキレイ、モズ、スズメ、メジロ、ハシブトガラス、セグロセキレイ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ(可能性あり)、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、エゾビタキ、コサメビタキ、トビ、ノスリ、ウミネコ、アオサギ、カワウ、キンクロハジロ、オナガガモ、カワセミ、イソシギ、スズガモ、タシギ、エナガ、コサギ、ヨシガモ 計40種 ※観察会の記録とは異なります。

参加者の目撃種:キビタキ、ハシボソガラス、ムクドリ、サメビタキ、ウグイス、チョウゲンボウ

 

 

スポンサーリンク