本日は自分が担当する神奈川支部のシギ・チドリ探鳥会である。
場所は三番瀬で開始時刻は午後2時半。
そこで自然の流れ?で午前中は有志の皆さんと葛西臨海公園でプレ探鳥会を実施した。
肝心の本番前に疲れないように簡単なコースにしようと思っていたが、終わってみれば定番コースとなった。
まずは東西のなぎさへ。
東なぎさの波打ち際に小型のシギ・チドリがいるイメージで探索したが観察できず。
東なぎさの東端から西なぎさを探索。
間もなく遠くの干潟に少なくとも2羽のホウロクシギ、水路を挟んだ対岸ではキアシシギやチュウシャクシギを見聞きできた。
対岸の先端部にはシギ・チドリがポツンとたたずんでいることが多いので、注意深く探索すると、やはりキョウジョシギやソリハシシギがいた。
せっかくなので間近で観察してみると、イソシギ、ソリハシシギ、キアシシギの似たもの同士がそばに寄り添っている。
こういう似たもの3種がそろう場面こそ、現場で各種の違いを学べる良い機会なので、探鳥会では欲しいところではある。
3種の大きさ・脚の色・上面の色などの違いを改めて観察した。
鳥類園への移動途中で西なぎさの対岸にいるアオアシシギを観察。
いつもの光景であるが、毎回思うのはアオアシシギの声がよく通ること。
シギ・チドリの識別は声までは余裕がないという方もアオアシシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、キアシシギ辺りは分かり易いので、知っていると更に探鳥に役立つと思う。
鳥類園に到着。
淡水池ではオオヨシキリやヨシゴイを探索するも確認できず。
2階のバルコニーから汽水池を探索するも、コチドリやタカブシギなどは確認できず。
擬岩観察舎へ向かう通路からは水路で獲物を狙うゴイサギ幼鳥がいた。
何度も舌なめずりをしている姿は面白かった。
擬岩では3羽のコチドリを観察できた。
シギ・チドリの渡りの時期にしては淋しい葛西臨海公園を後にして、本番の三番瀬へ移動。
見聞きした野鳥(観察順)
カワウ
ウミネコ
ホウロクシギ
キアシシギ
ソリハシシギ
チュウシャクシギ
イソシギ
キョウジョシギ
カルガモ
ダイサギ
コサギ
アオアシシギ
クロツラヘラサギ
カイツブリ
バン
オナガ
ゴイサギ
ハクセキレイ
コチドリ
計19種