探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑥ 2日目 5:30~19:00 晴れ

当初、午前中に行く予定だった池間湿原。

伊良部島から海を挟んで遠く向こう岸に見える。

移動が大変だが、本日中に一通り宮古島の主要な探知地を把握して、明日はお気に入り探鳥地を再訪する算段にした。

池間湿原 16:00~17:20

池間島へ架かる橋を渡るとすぐに池間湿原に到着。

大きな湿原ではあるが、観察場所は1箇所のみ。

以前に比べて、草原化して湿原の減少と観察しにくいとの話であったが、観察スペースから眺めた湿原の第一印象は探せば探すほど何かが見つかりそうな雰囲気がする。

広大な湿原でどこから観察しようか迷っているとムラサキサギがこちらに飛んで来て、正面の草原に着地した。

池間湿原はムラサキサギの繁殖の北限と言われているが、早速のお出迎えとなった。

滞在中、ムラサキサギを少なくとも6羽以上は観察した。

リュウキュウヨシゴイが生息しているそうなので、草原の水際を重点的に探索していると、メンバーの大物女性バーダーSさんが「レンカクじゃない?」との爆弾発言!

もちろん現場は一時騒然となった。

急いでSさんの観察している方向を見て、スコープで探索すると意外にも直ぐにレンカクを捉えることができた。

レンカクは宮古島探鳥ツアーの妄想探鳥リストにもなかったので、全くのノーマーク。

コウノトリに続いての出逢いに喜びも大きかった。

レンカクとの距離は150mくらいはあったのだろうか、レンカクはこちらを気にする様子もなく、のんびりと採餌行動をしている。

初めて見る繁殖羽のレンカクは遠くからでも後頸の黄色が綺麗で、長い尾も目立つ。

なんとなく優雅な雰囲気で、しばらく見入っていた。

レンカク観察中、周囲の森からはアカショウビンサンコウチョウの声がしたり、湿原の低空をクロハラアジサシが何度も舞った。

リュウキュウヨシゴイは依然として気配なし。

代わり?に仲間がヨシゴイの飛翔する姿を観察した。

一段落して、時計を見ると17時20分。

このまま、ここで良い雰囲気の中で暗くなるまで観察することも考えたが、夕方に大野山林の水場でオオクイナが水浴びをする姿が目に浮かんだ。

昨日と同じく18時過ぎに水場に現れる可能性に賭けることにした。

急いで大野山林へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

カワラヒワ
ツバメチドリ
ハシブトガラス
ムラサキサギ
チュウサギ
コサギ
オオバン
ダイサギ
バン
カイツブリ
レンカク
アカショウビン
サンコウチョウ
キジバト
クロハラアジサシ
リュウキュウツバメ
ヨシゴイ

計17種

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