葛西臨海公園から三番瀬へ。
二俣新町駅からバスで移動。
30人近くがバスに乗り込めるか心配だったが、ガラガラだったので、ホッと一息。
待機中にイソヒヨドリを観察。本日は小潮で潮干狩りは開催せず。
もちろん、シギ・チドリは観察できるとは思っていたが、先週の混雑ぶりの残像が頭にこびりついている。
恐る恐る干潟を覗き込むと、、、。立ち入り禁止エリアにたくさんのシギ・チドリが見えるではないか。
ネット越しからではあるが、距離感も悪くない。
はやる気持ちを抑えながら干潟に降り、いよいよ探鳥開始。
手前ではメダイチドリ、ハマシギ、ミユビシギが盛んに採餌中。
ハマシギの群れの中にミユビシギを見つけるのは、くちばしの特徴より今の時期なら腹が黒いかどうかで判断した方が楽だ。
トウネンはこの2種より一回り小さいので、紛れていれば判るが見つからない。
奥ではミヤコドリの大群を中心にオオソリハシシギ、ダイゼン、そして1羽だけいたオバシギ。
ミヤコドリをカウントしてみたら198羽もいた。
ここで1番綺麗だったのはオオソリハシシギ雄ではないか、繁殖羽のオレンジ色が鮮やかだった。
オバシギは後ろ向きの姿が多かったが、時折見せる黒い胸模様が印象的だった。
ずんぐりとしてマイペースで採餌している姿が気に入っている。
突如、ホウロクシギがいる!との声がかかった。どこから飛来して来たのか?いつの間にかの登場である。
先ほどの葛西の東なぎさでは遠くにいたので、今回は近くでじっくり観察できた。
途中で今見て来たシギ・チドリの簡単な解説を行った後に、再び干潟へ。
ミユビシギの群れをよく見ると、冬羽に夏羽が出始めた個体、夏羽に近い個体、幼鳥に夏羽が出始めた個体が混じっており、興味深く観察できた。
いまだ観察できていないトウネンを探したが、見つからず。
16時30分に無事探鳥会を終了。
今回はGW期間中であったが、小潮のタイミングで潮干狩りを回避することができて、静かな雰囲気でじっくりシギ・チドリを観察することができた。
2か所でシギ・チドリを15種類観察。
シロチドリ・トウネン・ムナグロ・タシギ辺りは観察可能性があったので残念である。
特にシロチドリは葛西で毎年繁殖しているし、三番瀬では前回の2月の探鳥会では頻繁に観察できたので会えると思った。
想定外だったのは帰りのバスの利用者が多くて乗ることができず、二俣新町駅まで歩くことになってしまったこと!
参加者の皆さん、7時間半の探鳥会、お疲れ様でした!
見聞きした野鳥(観察順)
イソヒヨドリ
ミヤコドリ
オオソリハシシギ
メダイチドリ
ハマシギ
ミユビシギ
ダイゼン
チュウシャクシギ
オバシギ
キョウジョシギ
アオサギ
ハシボソガラス
ユリカモメ
スズガモ
ホウロクシギ
計15種 探鳥会記録ではなく個人記録です