探鳥記 2019.1.19~20 諫早干拓地 まとめ

探鳥雑感

  • ナベコウは幸運にも開始早々に観察できましたが、日中は2日間とも目撃談がなかったようです。干拓地の端から端まで移動することも多いようなので、ねぐら立ちから観察してナベコウの飛翔する方向を知った上で重点的にその周辺を探索するのが良いと思います。また日中の探索なら中央旧干拓地の水路を一本一本しつこく探し回りましょう。中央旧干拓地のいかにも農耕地というエリアだけでなく、工場や施設が点在する市街地のようなエリアも要チェックです。実際このようなエリア周辺に降り立ったのを確認しているので、こんな場所にはいないでしょ!という先入観は捨てて時間の許す限り、探索してしてみてください。
  • 猛禽類ではチョウゲンボウを多く目撃しました。特に中央新干拓地の農耕地周辺です。
  • 特筆すべきは人気者ハイイロチュウヒ雄を2日間で10回くらい目撃したことでしょうか。狩をする日中は突然出現することが多かったですが、狩場とねぐらがある中央新干拓地の堤防奥に広がる草原ではじっくり観察できました。
  • 前回は中央旧干拓地で電線止まりするコチョウゲンボウを何度も観察しましたが、今回はここでは一度だけでした。
  • トモエガモの大群が夕刻に舞う光景は今後の諫早の名物になりそうです。60倍スコープでも識別するのが難しい距離ですが、近くで観察できることもあるようです。
  • 前回も今回も午前中、できれば早朝の方が鳥の種数は多いと思いました。
  • 中央新干拓地は道幅が広いですが、他のエリアの道幅は狭くまた車の往来も意外と多いので、運転には気を付けて下さい。
  • トイレは中央新干拓地の奥中央の駐車場にあります。
  • 後日、追加する可能性があります。

見聞きした野鳥(観察順)

ミヤマガラス
アオサギ
ダイサギ
カルガモ
ハクセキレイ
カワラヒワ
アトリ
トビ
チョウゲンボウ
ノスリ
ヒバリ
スズメ
クサシギ
コサギ
カワセミ
コガモ
ホオジロ
オオバン
ハシボソガラス
ハイイロチュウヒ
ナベコウ
タヒバリ
ミサゴ
セグロセキレイ
ムクドリ
モズ
カイツブリ
イソシギ
ハシビロガモ
マガモ
ベニマシコ
ヒドリガモ
オカヨシガモ
コチョウゲンボウ
タゲリ
ツグミ
チュウヒ
ジョウビタキ
カシラダカ
アメリカヒドリ
カワウ
ヒヨドリ
ハシブトガラス
クロツラヘラサギ
ウグイス
ナベヅル
マナヅル
カンムリカイツブリ
ヘラサギ
ウミアイサ
ミコアイサ
ヨシガモ
オナガガモ
タシギ
オオジュリン
ツリスガラ
アオジ
キセキレイ
キジバト
バン
キジ
オオカラモズ
タシギ
ツルシギ
ホシムクドリ
イソヒヨドリ
オオタカ
ハヤブサ
オオハクチョウ
セグロカモメ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
コサギ
トモエガモ

計75種

この冬に観察例がある主な種
ハイタカ、アカツクシガモ、ムネアカタヒバリ、サンカノゴイ、マミジロタヒバリ、コホオアカ、マガン、ズグロカモメ、ムジセッカ、ホオジロガモ、ツメナガセキレイ、ツクシガモ

前回観察したが今回は観察できなかった種
シジュウカラ、シロハラ、ゴイサギ、ウミアイサ

今回は観察できなかったが、おそらくいるだろう種
メジロ、ホオアカ、コミミズク、クイナ、ウズラ

総計96種
もちろんこの他にも観察されている種もあるはずで、この冬は100種くらいは生息しているのではないでしょうか。

参考までに前回2017年12月9日の諫早干拓地の様子

前半編
後半編

 

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