2週間後に行う探鳥会と同じ潮の状況なので、下見を兼ねて2週連続の三番瀬探鳥となった。
到着時、干潟はほぼ大潮の干潮といった感じだ。
ざっと干潟を見渡すと、向かって右側の市川側に鳥の姿がちらほら見えるので移動する。
ちらほらの正体はミユビシギ、ダイゼン、メダイチドリ達だった。
特にメダイチドリは先週は2羽だけであったが、今回は新たに群れで入ってくれた。
先週と同様にミユビシギの群れが動き回って食事をしている。
千葉県小櫃川の足輪を付けたミユビシギ成鳥
ミユビシギの様々な装いを楽しく観察していると、そばに似たような色合いの小さいシギを見つけた。
トウネンだ!
3か月ぶりの再会となったが、すっかり繁殖羽の鮮やかさはなくなっている。
春に観察された鮮やかなオレンジ色はほんのりと薄くその名残を見せ、黒色は薄い焦げ茶色をしている。
すでに背中付近に灰色の冬羽が生えているように見える。
どんな装いだろうがトウネンはいつ見ても可愛い!
参考画像
繁殖羽のトウネン 2018.5.12 三番瀬
他のトウネン、さらにはヨーロッパトウネンがいないか周囲を観察したが、今回はこの1羽だけのようだ。
この後、先週観察したオバシギ幼鳥やオオソリハシシギなどを観察して引き上げることにした。
次の目的地・葛西臨海公園へ向かった。
今回は観察をしながら、シギチドリに詳しいバーダーの方とたっぷりと野鳥談義をする機会があり楽しかった。
その方には葛西臨海公園へ移動する際に二俣新町駅まで車で送っていただき、感謝!感謝!でありました。
見聞きした野鳥(観察順)
ウミネコ
ミユビシギ
メダイチドリ
ダイゼン
アオアシシギ
キアシシギ
トウネン
ミヤコドリ
オオソリハシシギ
オバシギ
ダイサギ
アオサギ
計12種