大好きな夏鳥シーズンが到来しているが、いまだ本格的な探鳥地に行ってドップリと夏鳥観察に浸かっていない。
例年GW中に2回くらい富士山麓で探鳥しているので、今年も富士山麓へ!という流れもありだが、どうも山梨県の柳沢峠が気になる存在で迷っていた。
結局、深夜に横浜駅に集合してからメンバーと相談して柳沢峠に行くことに決定!
柳沢峠に3時半頃に到着。
気温は何と3℃!
フリースを着ていても寒いぐらいで探鳥できるか心配になった。
4時半頃、まだ夜明け前の暗い中でコルリの声が突然周囲に響き渡って夏鳥のコーラスがスタート!
そばではアオジ、キビタキが盛んに囀っている。
時々キバシリのチリリリリという小声が聞こえて来る。
この状況で頭上を場違い?のアオサギが通過して驚いた。
撮影ポイントで有名な水場に移動して引き続きコーラスを堪能。
だんだん明るくなって来たので、声を頼りに姿を探すことに。
コルリは近場で囀っているのだが、樹木の裏手にいて見つからず。
遠くからはツツドリやカケスの声が聞こえる。
水場にしばらくいることも考えたが、早朝のコーラスを堪能すべく峠まで歩くことにした。
山道沿いの沢からはミソサザイの元気な声が聞こえてくる。
この頃、ちょうど山道から朝日が昇るのが見えた。
太陽による気温上昇で、ようやく寒さから解放されて探鳥に集中できるようになった。
余りの寒さに探鳥を中止して車に戻ろうと何度考えたことか。
近くでコルリの声がした!
今度は直ぐに囀る姿を発見。
早朝の凛とした雰囲気からか、いつもより声が綺麗に聞こえる。
しばらくコルリの美声を堪能すると同時に囀りにはレパートリーがいくつもあると再認識。
そばではキツツキのドラミングも聞こえて来た。
近くから遠くから様々な野鳥の声を聞きながら峠に到着。
ここでは大好きなクロジの声が聞こえてきた。
どうしても姿を見たいとメンバーで粘り強く探索をして、ついに観察することができた。
下山時は何度もキビタキを観察できたり、オオアカゲラのペアを観察する機会に恵まれた。
再び水場に向かうと、ちょうどコマドリが登場していた。
見やすい場所ではなく斜面での観察となったが、一鳴きしてくれて満足した。
4時間じっくり観察して、ほぼ見たい野鳥も観察できたので、次の目的地の河口湖畔へ向かった。
見聞きした野鳥(観察順)
コルリ
アオジ
キバシリ
キビタキ
アオサギ
ツツドリ
カケス
ヒガラ
コゲラ
ゴジュウカラ
アカハラ
ウグイス
ミソサザイ
センダイムシクイ
アオバト
クロジ
オオアカゲラ
コガラ
トビ
ヤマガラ
ビンズイ
ヒヨドリ
イカル
エナガ
コマドリ
キジバト
シジュウカラ
計27種 目撃談:エゾムシクイ、キセキレイ