葛西臨海公園から谷津干潟へ。
南船橋駅から歩いて陸橋を渡ると谷津干潟が見えた。
ほぼ満潮状態で到着してしまい絶句した前回の記憶が蘇ったが、今回はちょうど良い頃合いで一安心。
ここから探鳥スタート。
スタート付近ではまだ冬鳥であるカモの姿が観察できた。
ヒドリガモ、コガモの繁殖羽がより映えているように見える。
対岸の岸辺にはチュウシャクシギの姿を確認。
センター前に到着して、ここからが本格的なシギチドリ探鳥の始まりである。
ざっと干潟を見渡すと先週よりはポツンポツンとダイゼン、コチドリ、ハマシギの姿を確認。
高校側の牡蠣殻が堆積している場所では、例年通りメダイチドリ、ハマシギ、キョウジョシギの群れがいた。
特にメダイチドリの橙褐色の繁殖羽が映えて綺麗である。
参加者がこの群れの中にトウネンがいるのを発見!
トウネンはメダイチドリより一回り小さく、繁殖羽のオレンジ色が一際目立って綺麗だ。
発見して直ぐに干潟の別の場所へ飛び去ってしまい、参加者全員の観察ができなかった。
トウネンの繁殖羽は是非ともこの機会に観察してもらいたいので、飛び去った方向へ移動。
高校側の奥のポイントでメダイチドリの群れに混じるトウネンを再発見。
しかも今度は2羽いて、全員でじっくり観察することができた。
常連のキアシシギやイソシギをまだ観察していなかったが最後の最後にキアシシギも無事観察。
観察を終えて、先輩担当者からのシギとチドリの違いの解説や本日観察した野鳥の確認を行った。
今回は葛西・谷津で15種のシギチドリを観察することができたが、春の常連のオオソリハシシギを観察できなかったのは残念!
参加者の皆さんにはオオソリハシシギ雄の橙色の綺麗な繁殖羽とくちばしを是非とも観察していただきたかった。
参加者の皆さん、7時間にも及ぶ探鳥会、お疲れ様でした!
次回も宜しくお願い致します。
見聞きした野鳥(観察順)
ヒドリガモ
コガモ
カルガモ
チュウシャクシギ
スズガモ
ダイサギ
カンムリカイツブリ
オオバン
カワウ
ハシブトガラス
シジュウカラ
スズメ
ダイゼン
コチドリ
ハマシギ
キョウジョシギ
メダイチドリ
アオサギ
コサギ
トウネン
オナガ
ツバメ
ハシボソガラス
ハクセキレイ
ムクドリ
キアシシギ
計26種 目撃談:ハシビロガモ、オナガガモ、カワラヒワ、キジバト、コゲラ