来週末に自分が担当する探鳥会が葛西と谷津干潟である。
今回はその下見を兼ねてシギチドリの渡りで盛り上がっているだろう?東京湾岸を探鳥することにした。
当日の東京湾の潮の状況から、午前中に満潮から干潮に向かう三番瀬での観察が良いとの判断でまずは三番瀬へ。
到着時、ほぼ満潮状態でシギチドリは干潟の左端の奥にある防波堤上で休憩中。
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※0.25倍速のじっくり観察モードにしました!
カウントするとオオソリハシシギが52羽もいた!
ダイゼンは地面にしゃがみこんでリラックスしている。
しばらくすると釣り人が現れ、立ち入り禁止区域なのに防波堤に侵入して、シギチドリの休んでいる場所を突っ切ってしまった!
案の定、シギチドリは飛び立ってしまい、ミヤコドリは三番瀬の右端の方面へ。
ハマシギの大群は降りる場所を求めて、しばらく右往左往していた。
この頃になると沖に広がるネットと岸辺との間にシギチドリが降り立つことができるくらいの浅瀬が各地ででき始めた。
その浅瀬では、まずはミヤコドリ、次にオオソリハシシギ、ダイゼンと次々にシギチドリが食事を始める。
どこにいても朱色のくちばしが目立つミヤコドリ
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渡りの途中のシギチドリ達にとっては、たくさんの栄養を補給して次へのフライトに備えて体力の回復と蓄えをしなくてはいけない。
手前にできた浅瀬では小型のシギチドリが舞い降りて来た。
こちらは食事よりも羽根のメンテナンスに夢中のようで、気持ちよさそうに水浴びをしては羽繕いをしている。
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ハマシギ、メダイチドリ、ミユビシギが登場!スロー再生も追加。
食事やメンテナンスに夢中なシギチドリ達をこちらも夢中になって観察・撮影していた。
この幸せな時間が長く続けば良いと思ったが、この時期は潮干狩りでにぎわう三番瀬。
潮干狩りをする人が増えるにつれ、シギチドリ達は人を避けるように遠くへ移動し始める。
こちらもこの辺が潮時と思い、次の目的地・谷津干潟へ移動。
見聞きした野鳥(観察順)
スズガモ
ダイゼン
ハシボソガラス
コチドリ
ミヤコドリ
オオソリハシシギ
コアジサシ
キョウジョシギ
ハマシギ
カンムリカイツブリ
カワウ
ユリカモメ
チュウシャクシギ
ミユビシギ
ダイサギ
計15種