多々良沼から渡良瀬遊水地へ。
移動中に車窓からハシビロガモ、ノスリ、チョウゲンボウ、ムクドリを観察。
観察場所をチュウヒのねぐらポイントにするか鷹見台にするかで迷ったが、鷹見台で日没まで強風にさらされるのは辛いので、今回は前者を選択。
まだねぐら入りには早いかと思っていたが、1羽また1羽とチュウヒが第三調整地辺りの方角から飛来して草原の中に消えていく。
一方、ねぐら入りと思いきや狩りのため草原上を飛翔するチュウヒもいる。
どちらにしても強風なので飛翔に苦労している様子で、バーダーとしては滞空時間が長いので観察に好都合ではある。
※つぎはぎ動画となりましたが、、、どうぞ。
今季、ここではハイイロチュウヒ雄の目撃がほとんどない状態であったが、仲間が遠くで飛翔する姿を捉えた。
一旦、草原に姿を消してしまったが、その後何度も草原の上を飛翔してくれた。
チュウヒの観察中も頭上をハイタカ雌が強風にあおられながらも頭上を飛び去ったり、ミサゴ、ノスリが遠く上空を舞う姿を目撃した。
15時半頃になると、チュウヒの姿がぱたりと見えなくなった。
この辺が潮時と考え、最後は鷹見台で観察を終えようと急行する。
今季、渡良瀬遊水地ではコミミズクの目撃談がないようだが、鷹見台周辺の堤防沿いの斜面は要チェックである。
コミミズク 2017.1.6 渡良瀬遊水地
到着して、コミミズクはもちろん、この探鳥でまだ観察していないオオタカ、コチョウゲンボウを探すも見当たらず。
特に鷹見台ではコチョウゲンボウの生る木というコチョウゲンボウ数羽が樹上に並ぶ神々しい光景!を何度も目撃している。
昨シーズンは樹上に並ばなかったが、堤防の斜面で数羽で地上に降りている姿を見た。
さぁ、来い!と登場を待つが、いつまで待っても登場しない、、、。
辺りは暗くなり、さらに陽が沈んで寒くなったので、お開きとした。
当初の目標の猛禽類10種は叶わなかったが、ハヤブサ、チョウゲンボウ、トビ、ミサゴ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハイタカ、ノスリと何とか8種類を観察できたので、良しとしよう。
見聞きした野鳥(観察順)
チュウヒ
トビ
ノスリ
ハシボソガラス
アオサギ
ダイサギ
ハイタカ
ミサゴ
ハイイロチュウヒ
カワウ
ヨシガモ
コガモ
カルガモ
ミコアイサ
カイツブリ
ハシビロガモ
スズメ
カワラヒワ
セグロセキレイ
計19種