本日も元旦と同じ瀬上池・氷取沢往復コースで栄高校裏からのスタート。
元旦にルリビタキとミソサザイを見聞きした場所では本日は確認できず。
瀬上池まではこの時期カシラダカ、ウソ、ホオジロ、モズなどを観察するのだが、元旦同様に鳥影が少ない。
瀬上池の入口での工事の影響もあるだろう。
瀬上池の対岸の樹木にカラ類の混群を発見。
今シーズン、このエリアではカラ類の混群の中にリュウキュウサンショウクイが混じっているが目撃されている。
いつもに増して混群を1羽1羽慎重に観察する。
もっともリュウキュウサンショウクイはカラ類に比べて大きいので直ぐに分かると思うが。
慎重にチェックしたおかげか横浜では珍しいヒガラを見つけることができた。
シジュウカラが全長15㎝、ヒガラが11㎝の4㎝差はやはり見た目でもすぐ分かる。
ヒガラがいればキクイタダキも!と期待したが、いなかった。
ただキクイタダキは毎年このコースのどこかで観察しているので、この先も注意である。
池を通過して右奥に進む辺りのエリアは非常に鳥密度が濃いところである。
昨年はこの辺りでルリビタキやカヤクグリを頻繁に観察した。
と思っていたら、時間を置かずにルリビタキの姿や「チリリリ、チリリリ」というカヤクグリの声を確認。
瀬上池に来てから良い流れになったと思いきや、カケスの姿と鳴き声を観察した以降は気配がない時間が過ぎる。
こういう時は場所を変えてリズムを作ろうと氷取沢へ移動。
途中でトラツグミポイントを警戒しながら通りも警戒されてなのか今回も観察できず。
尾根まで続く森の中はクロジポイントであるが、今年は全く気配がなく、心配になるぐらいだ。
尾根に出て氷取沢へ降りる分岐店の開けた場所もこの時期ならカラ類の混群とよく出会うが気配なし。
氷取沢へ降りるクロジ街道も気配なし。
氷取沢に着くとさすが地名通りで他のエリアよりも寒い。
枯葉が広がる場所ではトラツグミを、茂みではミソサザイやクロジの存在にイメージしながら奥へ奥へと進むも気配なし。
横横道路の高架下あたりでを折り返す。
閉塞感が漂う中、鳥仲間がついに木道付近でウソを発見!
少なくとも4羽いるようだ。
しばらく目の前で採食してくれて、いままでのモヤモヤを忘れさせてくれる楽しい時間を過ごした。
瀬上池周辺に戻ると、ルリビタキ雌タイプをさっそく観察する。
どうしてもクロジを見たいので、漆窪の奥のクロジポイントに向かう。
薄暗い森の下草でよくクロジを目撃するのだが、本日はアオジもかなりいるので識別には注意が必要だ。
アオジ観察がしばらく続いた後にようやくクロジ雌を発見できた。
瀬上池に戻るとカシラダカを発見。
いつもなら群れでの行動が多いが、このカシラダカは単独個体で、しばらくじっとしていた。
12時を過ぎてしまった!
この後、自然観察の森、舞岡公園へ探鳥予定がある。
周囲に目を配りながら早足でスタート地点に向かって帰路についた。
見聞きした野鳥(観察順)
ハシボソガラス
カワラヒワ
アオジ
ヒヨドリ
ハクセキレイ
キセキレイ
アオゲラ
シロハラ
ウグイス
シジュウカラ
ヒガラ
ルリビタキ
カヤクグリ
カケス
メジロ
ウソ
アオジ
ヒヨドリ
エナガ
モズ
クロジ
ジョウビタキ
計22種 目撃談 ノスリ