15時45分到着!
日没までもうすぐなので、公園内を一通り観察するのではなく、一番野鳥がいると思われる自然植物園の方へ直接向かうことにする。
駐車場から池の西岸の遊歩道に出ると、目の前をピョンピョン歩くルリビタキ雄を発見。
歩道沿いの草木にはエナガの群れが採食中。
幸先良いスタートだ。
目の前の池を見ると手前にヨシガモの群れが、奥にはカルガモやマガモの姿が目立つ。
ボート池を望む。
辺りがだんだん暗くなってくるので、先を急ぐと再びルリビタキ雄とエナガの群れに出会った。
どちらも警戒心が薄くてじっくり観察することができた。
野鳥に興味のない歩行者も立ち止まって、ルリビタキに見入っていた。
この付近もカモが多く、後で登場するトモエガモは今シーズンは画像の手前の岸にいることが多いとのこと。
湿地付近を通ると水面に一際目立つ白い鳥が浮かんでいる。
ミコアイサ雄だ。
井頭公園の冬の名物?らしいが、今回はこの1羽だけの観察となった。
ミコアイサ雄 エクリプスから繁殖羽へ移行中
この付近で地元の家族連れバーダーと会って、この先の自然植物園でトラツグミを観察した話を聞いた。
トラツグミを見て、探鳥を終わりにしようと探索しながら進むも観察できず。
もはや探鳥する明るさではなくなっているが、この辺りは冬の小鳥は多そうな雰囲気はある。
再度、先ほどの家族連れバーダーと出会って、栃木県内の野鳥や探鳥地の状況を話しながら帰ることに。
話の中でトモエガモ雄が池にいる話を聞いたので、暗視スコープが欲しいくらいの薄暗い状況下で最後の悪あがきをする。
するとメンバーのYさんが何とトモエガモを発見!
急いで確かめると巴模様が見えた。
井頭公園探鳥の最後にして最高の瞬間だった。
今回の栃木遠征はアカハシハジロに始まりトモエガモで終わった良い探鳥であった。
見聞きした野鳥(観察順)
ルリビタキ
エナガ
ヨシガモ
カルガモ
マガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
カワウ
ハクセキレイ
カイツブリ
カワセミ
ミコアイサ
オオバン
トモエガモ
計14種