まずは大授搦の背後にある田畑を車でゆっくり流しながら、休耕田や畔や水たまりなどに淡水系のシギチドリがいないか探すことにする。
タシギなどのジシギ類、タカブシギ、クサシギ、ヒバリシギ、エリマキシギ、コチドリ、イソシギなどをイメージして探す。
遠くの電柱や電線にとまるカササギを観察するも、すぐに飛び立ってしまうのはもはや見慣れた光景。
カササギ観察をするか迷ったが、しばらくはシギチドリ観察に集中しよう。
田畑ではコサギ、チュウサギ、ダイサギのサギ類は目立つが、シギチドリは見当たらず。
どんどん探索エリアを広げて佐賀空港経由で早津江川河口付近にたどり着く。
いかにもシギチドリがいそうな場所だ。
と毎回どこでも同じことを言うが、今回は本当にいた。
遠くにソリハシシギがざっと20羽ほど。
ソリハシシギは孤独のシギと長年勝手なイメージを持ち続けており、先日の葛西臨海公園で4羽も同時に見て戸惑ったばかり。
今度は20羽ですか?
ちなみに翌日大授搦で聞いた話では8月中旬には1000羽近くのソリハシシギが現れたそうである!
干潟の水際の草むら付近ではチュウシャクシギがひっそりとたたずんでいる。
更に今季初めてエクリプス状態ようなマガモを6羽確認した。
この暑い中でマガモを見て、久々に冬を意識してしまった。
そろそろ昨日に続き午後の大授搦の探鳥の時間だ。
ゆっくり戻りながらチョウゲンボウやアマサギ、そして2か所でカササギを観察。
今回は比較的じっくり観察できた。
外に出れば逃げられると思い車窓から撮影した。
カササギが飛び去ったので我々も再出発。
大授搦の堤防が見えて来た。
午前中にヘラシギを観察できなかったので、なんとか午後に観察条件が悪くても見つけたい。
昨日は観察時間が短かったので、今回はたっぷり3時間の予定を組んだ。
いざ探鳥である!
次回に続く。
見聞きした野鳥(観察順)
カササギ
スズメ
ムクドリ
キジバト
セッカ
ヒバリ
ダイサギ
コサギ
チュウサギ
ハシボソガラス
ソリハシシギ
チュウシャクシギ
マガモ
チョウゲンボウ
アマサギ
計15種