前日に大学の先輩から突然連絡が入り、探鳥をすることになった。
どこに行くか?
先輩はサシバが見たい!とのことで先輩の自宅に近い鷹の渡りのポイントを探す。
青梅市の梅の公園という場所で野鳥の会奥多摩支部が中心となり、タカの渡りの全国ネットワークの調査をしていることが分かった。
しかも前日の調査でサシバが457羽も観察されている素晴らしいポイントではないか!
青梅駅で先輩と合流して9時半に公園に到着。
斜面上にある公園で観察ポイントは入口から50mくらい上がった場所にあるあずま屋である。
観察者は30人はいるだろうか?皆さん、双眼鏡で上空を探索している中での合流となった。
まずは本日の渡りの状況を聞いてみたところ、やはり前日に457羽も出たので低調とのこと。
ということで初めて来た探鳥地だし、展望も良いので気長に待つことにした。
青梅市街地方面の展望
その間、中心メンバーで鷹を見つけるのが恐ろしく速い方から梅の公園おける鷹の飛行コースや見え方などを教えていただいた。
その方の話では梅の公園は東京を通るワシタカのメインルートで、ここを通過後は大月⇒富士山の北側⇒静岡の杉尾山へ向かうことが多いとのこと。
また今回は予期しなかった奥多摩支部の幹事さんや本部普及室の皆さんとの久々の再会や出会いもあって、観察というよりは談義に力が入り、これまた有意義な時間となった。
もちろん、その談義中もかなり遠くだったがサシバの渡り、ミサゴの近くでの飛翔、アオバト、イカルの小群、アオゲラなどを観察した。
今回のワシタカの渡りのハイライトは昼過ぎに上空を通過した22羽のサシバの群れだろう。
ゴマ粒のような大きさのサシバだったが、ようやく渡りを見た!という実感が沸いた。
14時を過ぎて今日の渡りはこの辺が潮時と感じたので、次の気になる探鳥地・羽村堰に移動した。
続きは次回。
※奥多摩支部の皆さん、お世話になりました!
※梅の公園では今シーズン1500羽近くのサシバが渡っており、渡りの最盛期は9月下旬でした。
見聞きした野鳥(観察順)
ハクセキレイ
スズメ
シジュウカラ
ヒヨドリ
モズ
トビ
サシバ約30羽
ミサゴ
アオバト
アオゲラ
イカル
カラスSP
計12種
目撃談:ハヤブサ、ツミ、オオタカ、ハチクマ