稲敷探鳥記、第3弾!
まずは先ほどのオグロシギの小群がいる探鳥ポイント②へ。
探鳥ポイント⑤ (②と同じ)
先ほどは逆光と遠距離からの観察・撮影だったので反対側に回って近づいた。
手前の田んぼにはハマシギが1羽、オグロシギの群れは奥の田んぼに移動している。
このハマシギは肩羽に灰色の冬羽が生えているので、幼鳥から第一回冬羽に換羽中の状態。
普段群れで見ることが多いハマシギだが、1羽だけだと普段よりじっくり観察してしまう。
幼鳥の腹には黒斑が点々とある。
奥の田んぼに目を向けると、オグロシギの群れが同じ方向を向いて前進しながら盛んに採餌している。
オグロシギの群れにハマシギが鳴きながら舞い降りた。
やはり大きさが全然違う。
先日の大授搦ではオグロシギを何度も観察したが、あまりに遠かったので今回は近くでじっくり観察できて良かった。
次はクサシギ・タカブシギの待つポイントへ。
観察ポイント⑥ (③と同じ)
せっかくなので先ほどは探鳥しなかった付近のハス田を巡回する。
例年オジロトウネンや上空を舞うショウドウツバメを観察するのだが見当たらない。
先ほどの場所に移動してクサシギとタカブシギのツーショットを狙うも今回も遠くにいる。
特にクサシギの警戒心は強い気がした。
ふと見ると朱色の脚を持つシギがクサシギのそばにいるではないか!
いつの間にかアカアシシギが!
しかし距離が遠いことには変わりないので撮影を諦めて観察を続けていると、仲間がピンポイントで接写できる場所を見つけてくれた。
15時半を過ぎた。
夏の頃のように日が長くはない。
今回1番楽しかった最初のポイントへ急いだ。
観察ポイント⑦ (①と同じ)
最初のポイントの戻ってきた。
さきほどは近くで撮影できなかったアメリカウズラシギやジシギ類を何とか撮りたい。
探鳥会で知り合った方と再会したので様子を尋ねると、ツバメチドリを観察したとのこと。
テンションが上がってきた!
今朝アメリカウズラシギを観察した場所には今回はいなかった。
その奥の田んぼには今朝?のエリマキシギ3羽やムナグロが数羽入っている。
ムナグロは辺りが暗くなり始めて今回はGolden Ploverではなかった。
時間がない。
ツバメチドリの気配を求めながら、農道を進む。
トウネン、コアオアシシギ、アオアシシギ、アカエリヒレアシシギは今朝と同じ田んぼにいた。
トウネン
気になるアカエリヒレアシシギは依然として今朝と同じ辺りを回り続けていた。
遠くのあぜ道ではイソシギと一回り小さいオジロトウネンをやっと観察できた。
探鳥会の引き返した場所より更に奥に進み、ツバメチドリがいる匂いがする畑や上空に注目して探鳥したが、探し切れず。
次回?来年?はツバメチドリを意識して探鳥しよう!
夕暮れとともに探鳥を終了した。
見聞きした野鳥(観察順) ①②③の合計
ダイサギ
コサギ
チュウサギ
ハシブトガラス
ハクセキレイ
スズメ
ムクドリ
ヒヨドリ
アオサギ
タシギ
チュウジシギ
アメリカウズラシギ
コチドリ
アオアシシギ
コアオアシシギ
トウネン
アカエリヒレアシシギ
ムナグロ
トビ
カルガモ
キジ
ツバメ
アマツバメ
ショウドウツバメ
ヒバリ
タカブシギ
エリマキシギ
オグロシギ
セイタカシギ
ツルシギ
ハマシギ
カワウ
セグロセキレイ
ハシボソガラス
クサシギ
アカアシシギ
オジロトウネン
計37種
目撃談:イカルチドリ、ミサゴ、ノスリ、カワセミ、ハシブトガラス、コガモ、ツバメチドリ