稲敷探鳥記、第2弾!
最初のポイントだけでも十分満足できる内容となり、良いスタートとなった。
次のポイントへ車移動する。
車12台が縦列を組んで田畑を抜けて行く。
神奈川支部の探鳥会では想像できない光景だ!
探鳥ポイント②
ここでは渡りの途中に立ち寄っているオグロシギの小群を観察した。
なにせ40人近くの観察者だから採餌に夢中とはいえオグロシギを必要以上に警戒させない距離感が大事だ。
この辺りの調整はさすが担当リーダー、上手に参加者の観察・撮影をコントロールしていただいた。
動画に写っているだけで8羽のオグロシギ。オグロシギの最近の観察機会では多い数だと思う。
探鳥ポイント③
次のポイントではクサシギ、タカブシギを中心に観察した。
どちらも似たような姿であり、似たような場所で観察されることが多いので、同時に観察できると識別の勉強には良い。
ただ、このポイントは鳥との距離が遠い。
そこで遠距離から観察した際のザックリの違いだが、クサシギの方がタカブシギより胴体が大きく、下面の白さが目立つ。この白さと上面のオリーブ色の2色配色はイソシギを思い出させる。
クサシギ・タカブシギを観察中。
探鳥ポイント④
ハス田に移動する。
ここでは水深が深いハス田ということで脚が長いシギが集まっていた。
ツルシギ、セイタカシギ、コアオアシシギ、オグロシギ。
採餌中のオグロシギの前にツルシギが舞い降りた。
左からオグロシギ、ツルシギ、セイタカシギ。中型の大きさのツルシギも小さく見える。
採餌中のハマシギ。脚が長くないので腹に水面がかかる。現場では当初サルハマシギ?という説も流れた。
13時になり、集合場所の戻って本日の鳥合わせ(43種を確認)をして、無事探鳥会終了した。
当初、12時解散予定だったが、担当リーダーのご厚意で全ての観察予定ポイントを回ることができ、しかも非常に満足度の高い探鳥会だった。
※広範囲の下見、車移動、大人数での探鳥会の運営等、担当リーダー方々にこの場を借りて御礼致します。
密度の濃い4時間の探鳥でお腹もすいた。
昼食を済ませた後に再度気になったポイントを回ることにした。
続きは次回。