谷津干潟から葛西臨海公園へ。
5日前に探鳥したばかりだが、今日はどんな出会いがあるか。
16時前の到着となったので、今回は東西なぎさには向かわずに鳥類園周辺の探鳥にした。
まずは前回シギチドリでにぎわった擬岩観察舎へ直行する。
キアシシギの群れが今回も休憩中でいつもの光景かと思いきや、群れの中に褐色のシギがいる。
こちらを振り向いた時に上頭部の茶色の帽子を被ったような顔が見えた。
ウズラシギだ!
体上面の羽根が摩耗して黒ずんだ様子や胸から脇にかけて繁殖羽の黒褐色のV字斑があることからウズラシギ成鳥と判断。
ウズラシギはふっくらした胴体でキアシシギより気持ち小さいような感じがする。
体上面の羽根は1枚1枚固そうに見えて、エリマキシギの幼鳥を思い出させる。
ウズラシギは昨日まで観察記録がなかったので、到着したばかりなのだろう。
長旅のせいか羽繕いや頭掻きをしたり、お腹が空いたのか採餌をしたりと落ち着かない。
ようやくキアシシギと共にまったりしているのが以下の動画。
前回観察できたコアオアシシギはタイミングが悪いのか観察できず。
今回地味に驚いたのは初めて複数のソリハシシギを観察できたことだ。
過去の観察では単独個体ばかりで一匹狼的なところが気になる存在であったのだが。
同行メンバーの話では4羽はいたようだ。
今回は鳥類園だけでも十分シギチドリを楽しめた。
帰り道、水族館と鳥類園の間にある道の上空をツバメやヒメアマツバメが盛んに飛び回っていた。
駆け足だったが今回は東京湾のシギチドリポイントを3か所も探鳥できて良かった。
見聞きした野鳥(観察順)
ツバメ
ムクドリ
キアシシギ
ソリハシシギ4
イソシギ
アオアシシギ
ウズラシギ
コチドリ
コサギ
カルガモ
ダイサギ
オナガ
ゴイサギ
ハクセキレイ
スズメ
オオヨシキリ
ウミネコ
カワウ
ヒメアマツバメ
計19種