朝霧高原から十里木の森へ。
この森は4月30日、5月4日に続いて3回目の探鳥である。
さすがにGWの頃と違って、繁殖期に入り見聞きする機会は少なくなっていると思うが、毎回楽しく探鳥できる場所だ。
森の中ではキビタキ、コルリ、センダイムシクイ、ヤブサメなどの鳴き声をGWの頃ほど頻繁ではないが聞くことができる。
特にヤブサメは午後からの方が耳にすることが多い。
一回だけジュウイチとホトトギスの鳴き声がした。もう托卵は済んだのだろうか?
様々な鳴き声を聞いて、今回は鳴き声だけの楽しみかな?と思っていたら、正面にある葉の影に野鳥が止まった。
キビタキだ!
どうやら近くにある水たまりで水浴びをしたい雰囲気だ。
様子を見ながら徐々に水たまりに近づくキビタキ。
よし!飛び降りたとカメラを向けると何と石の死角に入って様子が見えない。
次に現れた時は水浴びが終わっていた。
近くの枝に飛び移ってしばらくモデルとなってくれた。
次に現れたのはクロツグミ。
最初は藪に出たり入ったりで警戒している様子だったが、しばらくするとお構いなしの感じ。
昨年からこの場所ではクロツグミを頻繁に観察しているが、警戒心が強いのか人懐っこいのかよく分からない野鳥である。
キビタキ、クロツグミ。次はコルリの出番か!と期待したが帰る時間となったので終了。
アカモズは残念だったが、今回も満足行く富士山探鳥だった。
見聞きした野鳥(観察順)
キビタキ
コルリ
センダイムシクイ
ゴジュウカラ
ヤブサメ
ジュウイチ
ホトトギス
クロツグミ
ウグイス
ヒヨドリ
コゲラ
計12種