4日前の4月30日に探鳥したばかりの場所だが、朝のコーラスが気に入ったので別のメンバーでまた来てしまった!
前回と同じ場所と時刻からスタート。
前回と同じく暗闇の中、ノビタキの声が遠くから聞こえる。
オオジシギ、トラツグミの声は聞こえず。
コーラスを聴くために森に入る。
今回はどの鳥が一番最初に鳴くか?
「ジョイジョイジョイジョイ!」今回も元気なコルリのさえずりから始まった。
続いてミソサザイ、クロツグミ、センダイムシクイ、カラ類が続く。
合間にキジ、カケス、キツツキの鳴き声がアクセントを付ける。
同行者はコーラスの最中にフクロウの声を耳にしたそうだ。
コーラスが一段落する。
近くでツツドリの「ポポ、ポポ」という声がしてきた。
ツツドリを見れるチャンスだ!
声を頼りの森の奥へ進む。
進むと声もその分遠くなる感じでしばらく探す。
ツツドリは主にセンダイムシクイに托卵する。
なるほど確かにセンダイムシクイの声をよく耳にするエリアでツツドリは鳴いている。
頭に入っている知識をフィールドで活用しないともったいない。
結局、声が聞こえなくなくなり、元の場所に戻ることに。
あまり動かずに上空の視界が開けて森が見やすいところで野鳥の動きを観察することにする。
キビタキの鳴き声があちこちから聞こえる。
しばらくすると近くにキビタキ雄がやって来た。
私達の前でしばらくとどまってくれて声も姿も楽しめた。
キビタキに夢中になった後に、今度はまたツツドリの声が聞こえて来る。
今度も近い。
と思って探そうとしたら、上空を通過するではないか。
やはり翼は長くその先端は尖り、尾は長く見える。
一段落してそろそろ探鳥場所を変えようと思っていながら、何気なく正面の木の上部に止まった鳥を見ると、何とヒレンジャク!
確かにレンジャクが好きなヤドリギが上部にあるが、まさかこの時期にこの場所で観察できるとは。
1羽だけか思っていたら、次々と現れて実を食べている。
いきなり野鳥が現れるとカメラで撮るより双眼鏡で覗いてしまう癖がある。
カメラを構えようとしたら飛び去ってしまった。
朝のコーラスからキビタキ、ツツドリ、ヒレンジャクとの出会いと十分に楽しめて大満足だ。
4日前はこの後に西臼塚に向かったが、いつもより野鳥の出が悪かった。
そこで前回最後に訪れた御殿場市内の森に行くことにする。
次回に続く。
見聞きした野鳥(観察順)
ノビタキ
コルリ
ミソサザイ
キジ
ツツドリ
クロツグミ
センダイムシクイ
シジュウカラ
ヤマガラ
ゴジュウカラ
ヒヨドリ
カケス
イカル
キビタキ
エナガ
ヒガラ
アオバト
メジロ
ウグイス
ヤブサメ
キジバト
ハシブトガラス
ハイタカ
ヒレンジャク
計24種
フクロウ(声)