奥社から植物園に戻ってきた。
早朝の夏鳥のコーラス時は園内は暗くて見るより聴く野鳥観察となったので、この時間からは見る野鳥観察をしたい。
特にクロジを戸隠に来てから見ていないので、クロジポイントにまずは向かう。
途中でミソサザイのさえずりがあちこちで行われている。
ミソサザイファンとしてはスルーできずに足を止める。
今回は舞台裏からさえずるミソサザイを撮影。
BGMにクロジの「ホーイチヨチヨチー」のさえずりが入っている。
クロジの声がしたので、声の方に急行するとそのエリアは昨日のコルリポイントだった。
しかし、クロジの声は森の奥の方から聞こえてくる状況なので、時間を置いて次のチャンスにかけることにする。
一方、コルリは昨日と同じ場所でさえずっては休憩するのを繰り返している。
早朝は地表に降りて採餌していたそうだ。
餌を探索中のオオアカゲラを発見。
園内ではアカゲラと同じくらいオオアカゲラを目撃する機会が多い。
コサメビタキがすぐそばの枝に止まった。
それにしても戸隠ではコサメビタキを目撃する機会が多い。
コサメビタキは鳴き声も小さいし体も小さいので、見つけにくい鳥といえる。
それでも一番目撃されることが多いということは、園内にはもっとたくさん生息しているのだろう。
昨日は帰り際にノジコの声を聞いただけだったので、今回は是非とも姿も見たい。
ノジコが観察されているポイントでノジコを待つことにする。
待っている間、ここで知り合ったベテランバーダーの方との野鳥談義は面白く勉強になることが多かった。
野鳥観察ももちろん大事だが、こういう談義の中で出会った人の野鳥観察や撮影への取り組み、経験、情報などを知ることは自分の考えやスタイルに合う合わないは別として勉強になる。
もっとこのような機会も増やしていきたい。
バーダーとの談義中、キセキレイ、アオジ、カワラヒワ、オオアカゲラ、サンショウクイ、ヒガラ、コサメビタキ、ノジコと次々と現れて、実は鳥見には良い場所だった。
もっと野鳥談義を続けたかったが、戸隠キャンプ場付近での探鳥があるので、再会を楽しみにして別れる。
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
キビタキ
ヤマガラ
ヒガラ
コガラ
ヒヨドリ
エナガ
アオジ
ウグイス
コルリ
ミソサザイ
アカハラ
クロツグミ
アカゲラ
サンショウクイ
コサメビタキ
クロジ
アオゲラ
オオアカゲラ
ノジコ
キセキレイ
カワラヒワ
コゲラ
計22種