探鳥記 2017.4.30 富士山③ 十里木周辺 9:40~12:00 晴れ

西臼塚から十里木の森へ。

3時間ぶりに戻って来た。

早朝とはまた違う光景が見られるか楽しみだ。

早朝のコーラスがあった同じ場所とは思えぬほど静かで、時々さえずりが聞こえる程度。

ということで野鳥の声を聴くことから野鳥を見ることを中心に行動開始!

早朝コルリを観察した小道へと進むと、センダイムシクイイカルコサメビタキカラ類などの野鳥を観察する。

センダイムシクイが頭上近くにやって来た。

センダイムシクイの「チヨチヨビー」の声を聴く機会は多いが、実は姿を見る機会は少ない。

まだ葉が芽吹く今頃が一番観察しやすい。

下から見る時は下尾筒のレモン色に注目!

 

後方を歩く同行者がクロツグミ雌を観察したとのこと。

さっそく付近を探索すると、ちょうど我々を警戒して木の横枝に飛び移ったところを発見。

ほんの数秒観察した後に森の奥へ飛び去ってしまった。

クロツグミ雌はうす暗い森の中では胸から脇にかけての橙褐色が目立つ。

クロツグミの後はすぐ近くでコサメビタキのさえずりする姿を観察。

コサメビタキのさえずりは表現するのが難しい。

つぶやくような小声で複雑な節回しを持つからだ。

顔の割に黒目が大きく見えると思うのは私だけか。

周囲を一通り観察したので、すぐそばにある草原のエリアまで足を延ばすことに。

森では確認できなかったモズホオジロなどを観察。

このモズは、頭の茶色が淡く上面の灰色が目立つタイプであり、各地の高原で観察されていることから、通称「高原モズ」と呼ばれている。

「ただモズ」と呼ばれるよりは気に入ってるぞ~。

富士山麓の高原だからホオアカノビタキオオジシギカッコウを期待するも観察できず。

時間がまだあるので、御殿場市内の森へ。

次回に続く。

見聞きした野鳥(観察順)

センダイムシクイ
クロツグミ
アカハラ
ヒガラ
イカル
カケス
ゴジュウカラ
コサメビタキ
ミソサザイ
ヒヨドリ
キビタキ
ウグイス
エナガ
ヤマガラ
モズ
ホオジロ
シジュウカラ

計17種

目撃談 キジバト、ヒヨドリ、コムクドリ

 

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