三番瀬から葛西臨海公園へ。
まずは西なぎさから探鳥スタート。
なぎさにかかる橋の中央付近は周囲の中でも高いので、実は東なぎさをのぞくには良い観察場所である。
毎回ここから取り敢えず東なぎさをチェックする。
今回もスコープでのぞくと、採餌中の大きいシギが目に入る。
くちばしが頭3個分の長さなのでホウロクシギかダイシャクシギか?全身褐色で白い部分が見えない。
ホウロクシギだ。
幸先の良いスタートで気分よく更に探していると、今度は浜辺近くでまた同様の大きさのシギを見つける。
太陽を受けて下腹の白がハッキリと見える。
ダイシャクシギだ。
見比べるとその違いが分かる。
似たもの同士を同時に見ることは良い勉強になる。
もっと近くで見ようと西なぎさの奥へと向かう。
目の前の浜辺の杭の上には夏の海辺の妖精コアジサシが、水路には夏羽のカンムリカイツブリがいる。
東なぎさの浜辺には約200羽のミヤコドリが集結。
もうすぐ繁殖地に向かうのだろう。
先ほどのホウロクシギとダイシャクシギは相変わらず採餌中。
葛西名物クロツラヘラサギも確認。
動画の前半はダイシャクシギ、後半はクロツラヘラサギとホウロクシギ。
次に鳥類園に向かう。
同行メンバーが観察センターから葦原付近にいるタシギを発見。
今シーズンはこれで見納めかなぁと思い、普段よりじっくり観察。
左奥では白鷺が1羽草地にたたずんでいる。
夏鳥のチュウサギだ。
こちらは久々の再会だ。
当日は今回より更に充実した探鳥ができることを祈って葛西を後にした。
計30種