小雨の中、長浜公園に到着。
マミチャジナイの目撃例が多いC観察窓付近で探鳥開始。
通常、マミチャジナイは神奈川では主に秋の渡りの際に立ち寄る渡り鳥である。
それゆえ冬にマミチャジナイがいることに違和感を覚えてしまうかも。
しかし、2014年3月に藤沢市の長久保公園で越冬中のマミチャジナイを観察しており、また西日本では越冬する個体も珍しくないそうだ。
小雨が降り続いて野鳥の気配もない。
ちょっと今日は無理かなぁと思い始めた頃、まずは目の前の芝生にツグミが舞い降りた。
しばらくするとどこから飛んで来たのかいつの間マミチャジナイがツグミのそばに現れた。
ツグミより警戒心が強いので、しばらく林縁に降りたり、枝止まりしたり、あちこち移動した。
茂みに隠れて警戒しながらエサを探すマミチャジナイの動画
しばらくすると今度はアカハラが現れた。
アカハラ(全長23.5㎝)と見比べるとマミチャジナイ(全長21.5㎝)の方がややスマートで小さい印象だ。
全長の差と一致する。
図鑑ではなくフィールドで実際に似たものの比較検討をすることは非常に勉強になる。
シロハラも参加してくれれば更に良かった!
マミチャジナイがこのまま越冬して、春先さえずりを披露してくれることを期待して帰った。
見聞きした野鳥(観察順)
マミチャジナイ
アカハラ
ツグミ
オナガガモ
コガモ
ハシビロガモ
アオサギ
カイツブリ
キジバト
ヒヨドリ
ムクドリ
カワウ
計12種