前回アリスイを探し切れなかったので、再チャレンジのため舞岡へ。
きざはし湿地で恒例のヤマシギ探しをするも観察できず。
今までは舞岡に来れば、必ずどこかのポイントで観察できたのだが、昨年・今年と観察機会が減ってきている。
渡来個体数は例年通りという話ではあるが。
猫に襲われて警戒心が強くなったという話も聞く。
今までの舞岡ヤマシギの観察しやすさが普通ではなかったと言えばそれまでだが、気になるところである。
次に道の反対側の草地で本日の目的であるアリスイを探すことにした。
最近は早朝の時間帯に現れることが多いと聞いた。
目の前に広がる湿地と草原を丹念に探索する。
草が揺れる度に反応する繰り返し、、、。
しばらくすると、アリスイがひょっこり草地から目の前の地面に出て来た。
今までの静寂が嘘のように地上の朽木や木の根元で活発にアリを探している。
だんだん近づいて来た。
とうとう目の前にある斜面の横枝に止まって小休止した。
その距離1.5mくらい。
探すのに苦労する鳥だが、余りの警戒心の薄さとの差に戸惑ってしまう。
また顔やしぐさからは爬虫類のような雰囲気を感じた。
その後、アリスイは横枝に飛び移ってしばらく休憩してまた草地の中に戻っていった。
周囲がアリスイ騒動から落ち着きを取り戻した頃、草地から今度はヒクイナの「コォッ、コォッ」という鳴き声が聞こえて来た。
ヒクイナも登場するか!と興奮して辺りの草地を探すも結局現れず。
アリスイ、ヒクイナ騒動の間もタシギはいつものようにマイペースで採餌していた。
しかも本日は2羽だった。
帰り際、横枝で止まるシロハラを見つけた。
シロハラは舞岡にいる冬鳥の中では普通に観察できる鳥だ。
改めてじっくり見ると実にシブい色合いだ。
特に黄色のアイリングの目がカワイイ。
見聞きした野鳥(観察順)
シメ
エナガ
シジュウカラ
アオジ
アカハラ
ハクセキレイ
ハシブトガラス
モズ
ツグミ
アオゲラ
アリスイ
ヒクイナ
タシギ
ウグイス
キジバト
シロハラ
計16種