ノジコの水浴び 2016.5.7 河口湖畔

今回はノジコの水浴びです。

動画

2016.5.7に富士山麓で撮影しました。

2つの場面をくっつけています。

 

画像

この日水場に現れた雄と雌の画像を紹介します。

ノジコは雄雌ともに白いアイリングが目立ちます。

雄の方が雌に比べて目とくちばしの間が黒いです。

ノジコ 雄

 

ノジコ 雌

参考動画

ノジコのさえずり 2017.5.20 戸隠1 ここをクリック!

ノジコのさえずり 2017.5.20 戸隠2 ここをクリック!

ノジコの地鳴き  2017.5.28 松之山 ここをクリック!

アオサギの日光浴 2017.7.2 市貝町

今回の特集は田んぼで日光浴をしているアオサギです。

炎天下の中、太陽に向かってピクリともせず動かない。

暑いのだろう、口を開けている。

この表情、このポーズ、見ているだけで笑ってしまう。

ただこのアオサギは日光浴をしているので、本心は暑気持ちいい!といった感じでしょうか。

じっとしている間に、なにを考えているのか気になりますな~。

 

野鳥 ササゴイの採餌行動

動画① 採餌

以下の動画は2017.7.17に平塚市で撮影したものです。

録音ボタンを押して直ぐにササゴイが魚を捕まえました!

贅沢な話ですが、ササゴイがしばらく水面を覗きこんで捕まえるタイミングを計っている様子を撮った後に捕捉シーンを撮りたかったです(笑)。

それにしてもササゴイが身を低くして水面を見ている様子は緊張感に包まれて、見ている私も緊張しました。

0:57 ササゴイの採餌が失敗しました。
1:30 上空に猛禽が飛んだのでしょうか、上を見ていますね。

動画② 採餌のための移動

次の動画は、魚がいないのか別の採餌ポイントに移動する様子です。

そのまま真っ直ぐ川岸進むのではなく、外側にふくらんで半円を描くような軌道で移動しています。

この動画の前後でも移動する際はこの動作をしていました。

おそらくササゴイは川の中にいる魚から見えなくなる場所にいったん移動して自分の存在を消していると思います。

真っ直ぐ歩いたら魚からずっと見える状態となり、魚の警戒心を解くことはできないのでしょう。

この歩き方は本能なのか学習したものなのか。

コンクリートの護岸が幅が広いので、こういう動きができたのか。

こういう動きをした方が魚の獲得率が高いという経験からなのか。

確か熊本市の水前寺公園で観察されたササゴイは、葉などの固形物を疑似餌として水面に浮かべてそれに寄ってくる魚を捕まえるという話を聞いたことがあります。

この話から、ササゴイが道具を使うことのできる頭の良い野鳥ということが分かり、このような歩き方も学習したのではと思えてしまいます。

野鳥 セイタカシギのヒナの採食行動 2017.6 千葉県

以下の動画は2017年6月上旬に千葉で撮影したセイタカシギのヒナです。

シギの仲間は孵化すると直ぐに自分でエサを探さなければなりません。

そのためヒナの脚とくちばしは自分で採餌できる大きさと形にすでになっています。

画像もどうぞ。


親子の距離は付かず離れずという感じです。といってもバンがヒナに近づいた時は物凄い声で威嚇していました。

 


水草の上の乗ったので、脚の様子が分かる。かかと(人間でいう膝)から下が太い!
採餌の姿勢はさすが親子そっくり。

 


親の面影を残しつつもやっぱりヒナです、ちょっと可愛いぞ!

野鳥 セイタカシギの頭掻き&羽繕い 2017.6 千葉県

以下の動画は2017年6月上旬に千葉で撮影したセイタカシギの頭搔きと羽繕いの様子です。

動画の最初と最後の方に頭掻きに場面が出てきます。

セイタカシギは頭部を脚で掻くのに翼を下げて翼越しにする脚を持ってくる間接法ですね。

頭掻きを終えた後は、くちばしを使って尾脂腺(尾の付け根にある脂が出る場所)から出る脂を羽根に塗っている様子が分かります。

太陽に照らされて脂の付着しているくちばしや脂を塗られた羽根が光っています。

またくちばしで羽根に脂を塗った場所に頭部を擦り付けて頭掻きならぬ頭塗りを何度もしています。

脂を羽根に塗る理由は、

①羽根に撥水性を持たすため。
水辺で生活する野鳥は水を含んで羽根が重くなるのを避けたいのです。水中に飛び込むカワセミや水面に浮くカモなどには特に重要ですね。

②脂を塗ることで羽根をしなやかで丈夫な状態にするため。
鳥にとって飛ぶために必要な羽根をメンテナンスすることは大事である。

等が考えられます。

 

野鳥 セイタカシギの採食行動 2017.6 千葉県

以下の動画はセイタカシギの採食行動です。

かかと(人間の体でいうと膝に見える部分)から上が水面から出る位置を保って移動しています。

かかとから上に水面がくると動きづらいのは人間でも同じですね。

セイタカシギは脚が長いため、トウネンハマシギなど脚が短いシギに比べて、浅瀬から水深がある場所まで広い範囲で餌を探すことができます。

種の生存期間や繫殖力が餌の獲得量によって影響を受けるのならば、セイタカシギはもっと個体数が多く広範囲の環境に渡って生息しているのではないかと単純に思ってしまう。

実際には生存期間や繫殖力は、ヒナが無事に育ちやすい繁殖方法や場所なのかどうか、繁殖地の環境など様々な要素が関わっているとは思いますが。

この画像では水面近くにいる生物を採餌しているように見えます。

 

野鳥 セイタカシギの交尾 2014.6.8 葛西臨海公園

以下の画像は2014.6.8に葛西臨海公園で撮影したセイタカシギの交尾です。

アップに至るまでは長い道のりでした、、、。

マスターテープの謎の紛失。

当事者との一触即発の交渉。

ほんの少し?の羞恥心。

もはやお蔵入りか!

最後まで折れそうな心を支えてくれたのは、鳥仲間からの早くアップせよ!との有言無言の圧力でした!!

 

ということで、本題の入ります。

6月8日ですから交尾の時期としては遅いと思います。

1回目の繁殖に失敗して、2回目の繁殖活動を始めた可能性もあります。

脚が長いのですが、上手く交尾するものですね。

交尾後のくちばしを交わすシーンなど何度見ても微笑ましいです。

野鳥 クロジのさえずり 2015.7.12 尾瀬

以下の動画は2015.7.12に尾瀬の一の瀬付近で撮影したクロジのさえずりです。

体が鉛色のクロジ雄の成鳥。

赤・青・黄などを配さない。鉛色である。

こういうシブい野鳥が好きです。

カモならオカヨシガモ雄とか。

なんちゃって季節外れの登場!オカヨシガモ雄

クロジの主な繁殖地は世界中で本州中部以北、千島列島、サハリン、カムチャッカ半島南部の限られた範囲。

クロジの繫殖期のさえずりを聴くことができる日本人は実は幸せ者?なのです。

7月中旬ですから夏鳥の繁殖活動のピークは過ぎていましたが、クロジは尾瀬沼に至る道沿いで何個体もさえずっていました。

尾瀬のクロジ密度は高いとの印象を持ちました。

動画①

典型的な「ホーイ チチチチー」という感じでさえずっています。

 

動画②

①と同じ個体ですが 2コール目からは「ホーイ チチチチヨチヨー」という感じでさえずっています。

 

それにしてもクロジのさえずりが森に響き渡り良い時間でした。

野鳥 ジュウイチのさえずり


以下の動画は2015.5.31に富士山の須走口5合目付近にある小富士で撮影したジュウイチです。

小富士から100mくらい離れた樹林帯のてっぺんでさえずっていました。

ちょうど目線と同じ高さにジュウイチがいましたので、観察状況は良かったです。

画像の後半のジュウイチの声は別個体によるものです。

この年の小富士はジュウイチの当たり年で付近に4個体いるという話でした。

 

ジュウイチが主に托卵するのはオオルリコルリルリビタキなど青い小鳥です。
5合目付近の標高ですと托卵されるのはルリビタキの可能性が高いです。

野鳥と野鳥が好きな人を応援します

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