今回の特集は舞岡公園で観察したクロジ雄です。
雄は渋さが漂う鉛色の体色と可愛い目が魅力であり、キビタキ・コルリと並ぶお気に入りの小鳥です。
くちばしの上下で色が違うのも特徴の一つです。
また外側の尾羽が白くない点は飛び去る際に注目です。外側の尾羽が白いアオジとの識別に有効です。
動画
参考
繁殖期のさえずり動画です。ピンボケですが、森に響き渡る美声です。
2日ぶりの舞岡公園。
午後遅くからの開始なので夕方から活発になるヤマシギを観察したい。
到着してきざはし湿地に直行するもヤマシギやアリスイは見当たらず。
反対側の草地でも本日はクイナやヒクイナの目撃情報がない。
ということで、園内を広く探索することにして、久々に舞岡アオゲラやアカハラを観察することができた。
日が沈みかけ、そろそろヤマシギが動き出す頃と思い、再びきざはし湿地へ。
まずは草地でクイナやアカハラが登場。
そして、予想通り、ヤマシギ登場!
今季はきざはし湿地では2羽いることが多いが、体色の濃淡に差があって分かりやすい。
日中より動きがよく、奥にいたと思っていたら、いつの間にか下段に下りて近づいて来た。
日没後に登場したので、肉眼では黒い塊状態ではあるが、双眼鏡ならまだまだ十分観察可能であった。
更に周囲が暗くなり、双眼鏡での観察も厳しくなった頃、1羽が頭上を越えて池の方面へ飛び去った。
本日はここでお開き。
シジュウカラ、シメ、アカハラ、エナガ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、ツグミ、アオジ、カワラヒワ、キジバト、アオゲラ、ハシブトガラス、エナガ、コゲラ、コガモ、カワセミ、ヤマシギ、クイナ、ヒクイナ、モズ 計20種
2日ぶりの金井遊水地。
今度こそはホオアカと出会いたいところであったが、
今回も会えず、、、。
本命に出会えなくとも、ここはクイナ・タシギ・ヒクイナなどを探索する喜びが味わえる場所なので、いつもながら楽しい。
本日はチラ見であったがヒクイナを観察できた!
ダイサギ(亜種オオダイサギ) そばにいたアオサギより大きいかった
まだまだ日没まで時間があるので、そばにある舞岡公園へ移動。
続きは次回に。
ツグミ、カワラヒワ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、カワウ、タヒバリ、タシギ、ハクセキレイ、スズメ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、マガモ、カルガモ、カワセミ、オオバン、バン、ハシボソガラス、カイツブリ、ヒクイナ、イソシギ、ヒヨドリ、シジュウカラ 計24種
元旦以来の久々の舞岡公園。
本日の舞岡公園は工事が各地で行われており、きざはし湿地を中心に探鳥することにした。
まずはお約束のヤマシギ探索。
今回は到着して0分で無事に発見!
もっと近くで見たかったが、近年のヤマシギとの相性の悪さを考えると観察できただけでも良しとしよう。
本日に主役は何といってもアリスイ!
珍しくきざはし湿地側の直ぐそばで採食行動やのんびりした姿を披露してくれた。
通路を挟んで向かいの草原ではクイナやヒクイナを探すも見つからず。
気分転換に狐久保まで足を運んでクロジをパチリ!
クロジ雄 鉛色の渋い体色と可愛い目が魅力的で大好きな鳥の一つ
再びきざはし湿地に戻ると、、、ヤマシギは2羽に増えており、先ほどより見やすい位置で食事中であった。
盛んに採食行動中の2羽のヤマシギ でっぷりとした体形は存在感抜群である
反対側の草原ではタシギが登場していた。
短時間の探鳥であったが充実した中身であった。
シジュウカラ、コゲラ、アオジ、ウグイス、ヤマガラ、コガモ、ヤマシギ、アリスイ、モズ、メジロ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ツグミ、クロジ、エナガ 計15種
鳥仲間が金井遊水地でホオアカを観察したとのこと。
大船駅から柏尾川を北上しながら現地入りすることにした。
柏尾川は意外にも水が澄んでいる川で、水鳥の潜水する様子や脚使いの様子が分かるので勉強になる川である。
川岸にはイソシギの姿が目立った。
遊水地に着くまでに5個体はいたと思う。
もう一月もすると、渡って来たばかりのコチドリを探す楽しみが増える。
マガモやヒドリガモは少なくなったが、コガモはいつもの感じ。
20分くらいで金井遊水地へ到着。
相変わらずオカヨシガモが多いが、ハシビロガモの姿もちらほら見える。
本日の目的のホオアカは遊水地と隣接する広大な工場跡地の草原を行き来している模様。
工場跡地の方は観察しにくいので、遊水地内を中心に探索することに。
探索中にアシ原ではオオジュリンとクイナを、アシが刈り取られた水辺ではタシギやタヒバリを見つけたが、ホオアカは最後まで発見できず。
ひっそりと採食行動中のクイナ 探索する喜びを味わえる鳥である
ホオアカ探索はタイミングもあるので、潔く断念して金井遊水地から戸塚駅へ。
戸塚駅までの遊歩道はコガモなど鳥が少なくなっていたが、川面を見ながらのんびりと歩ける気持ち良いコースである。
※桜が川沿いにあるので、桜の咲く頃の散策をお勧めします。
ダイサギ、オオバン、ハクセキレイ、コガモ、カワセミ、イソシギ、マガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、コサギ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、アオサギ、バン、シジュウカラ、カルガモ、カイツブリ、オオジュリン、タヒバリ、クイナ、ハシビロガモ、キセキレイ、スズメ、ウグイス、ジョウビタキ、ホオジロ、カワウ、ハシブトガラス、ハシブトガラス、アオジ 計31種
海鳥の様子を知りたくなり金沢臨海部へ。
まずはベイサイドマリーナ。
湾内にはスズガモの小群とカンムリカイツブリの小群を発見。
スズガモは数年前までは300羽400羽ぐらいいたので残念。
カンムリカイツブリの中には繁殖羽に近い個体がいた。
拡大画像
右)から左)へ進むにつれ、繁殖羽への換羽が進んでいる。
ミサゴが低空で登場しで水面付近にいる魚を襲うが何度も失敗した後、飛び去っていった。
奥の防波堤ではセグロカモメの群れの中にヒメウを発見。
カワウに混じるウミウも確認。
本日はクロサギは見つからず。
マリーナグラブ前の防波堤ではいつもの場所にキョウジョシギの群れがおらず焦ったが、かなり奥にいるのを無事発見、本日は17羽を確認した。
次にリネツ前へ移動。
堤防工事中(完成したら水鳥観察には厳しい堤防の高さである)ではあるが、海が見渡せる場所を見つけた。
海面には20羽程度のカンムリカイツブリの小群。
例年は渡去前に200羽近い群れが集結するが、工事の影響で今季はどうなるのか。
アカエリカイツブリの目撃談があったので、見える範囲を執拗に探索した結果、ついに1羽を発見!
1月に野島沖での観察で実感したが、遠くからでも黄色の嘴は有効な識別ポイントとなる。
その後もウミアイサ、クロガモ、ビロードキンクロの姿を求めて探索するも見つからず。
今季はこのまま海鳥の不作が続くのか、、、。
スズガモ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、カルガモ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カワウ、ウミウ、ヒメウ、キョウジョシギ、イソヒヨドリ、ハシボソガラス、アカエリカイツブリ 計14種
今回は久々に酒匂川へ。
越冬中のカワアイサの様子が気になるところ。
国道1号線そばの広場から探鳥スタート。
眼の前の河川敷では早速お目当てのカワアイサ達の姿が、その数20羽!
浅瀬に顔を埋めて遡上しながら狩りの最中。
時々くちばし付近に銀色に光る魚が見えるので、まずまずの成果があるのだろう。
もう少しじっくり観察したかったのだが、無情にも上流へ飛び去ってしまった。
国道1号線付近の中州はカモメたちを観察できるポイントだが、今回は見当たらず。
代わりにいつもよりカモ達が集結していた。
パッと見でヒドリガモとカルガモが目立っていたが、じっくり観察してみるとヨシガモ、オカヨシガモ、ホオジロガモなどもいるではないか。
更には対岸で採食行動中のマガンを発見!
前回フラれていたので、念願のご対面となった。
河口の海岸では残念ながらクロガモやハマシギやミユビシギなど期待した鳥はいなかったが、3羽のシロチドリと出会えた。
岸辺の草原ではジョウビタキを間近で観察。
尾を小刻みに振る姿はいつ見ても可愛い!
オオジュリンやベニマシコなどは見当たらず。
冬の酒匂川は猛禽類の観察が楽しいところ。
常連さんのノスリやチョウゲンボウが登場してくれた。
ノスリ
一通り、河口エリアは観察したので、今度は中流の左岸を簡単に観察することにした。
狙いはカワアイサとクサシギではあったが、、、。
飯泉取水堰を始め酒匂川の中流域は河川工事が何か所も進行中で鳥が多い中州の草地などは更地に造成されていた。
また車の通行できる個所も限られてしまい、泣く泣く途中で引き返すことになった。
帰り際に飯泉取水堰の中州にいるカモメ類を簡単に観察してお開きとした。
ツグミ、タヒバリ、イソシギ、ハクセキレイ、カワアイサ、ダイサギ、コサギ、ヒヨドリ、オオバン、カルガモ、ヒバリ、ハシビロガモ、ホオジロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、カルガモ、マガモ、マガン、アオジ、アオサギ、セグロセキレイ、イカルチドリ、カワラヒワ、ジョウビタキ、シロチドリ、ハシボソガラス、カワウ、ホオジロ、キセキレイ、ムクドリ、ノスリ、トビ、モズ、ユリカモメ、カワセミ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス、チョウゲンボウ、カンムリカイツブリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、セグロカモメ 計43種